やっぱり流れに逆らっちゃ駄目ってことですね、、、。
雇用統計の数字がじわじわとマーケットに波及するだろうとの読みでしたが、NY時間まではこの読み通りの動きだったかと自負していますが、週明けの東京時間からは一転してドル買いに。ドル円は102・80台まで上昇しましたから、NY引け水準から1円40~50銭は上がったことになります。私のポジションは単なる通過点(笑)102.50に置いたストップに見事ヒットで損切りとなりました、、、、。ドル買いの流れを確信していたなら押し目買いで責めるべきだったということか。ポンド円は202.20台から204.40くらいまで2円強の上昇。こちらは203.60でポジション落としましたので、50pipsほどの利益。ということで、相殺するとほぼトントンなトレードに終わりましたが、改めて今日の動きを振り返ってみますとドル円やポンド円に気を取られている間にオセアニア通貨がするすると上がっていたようで、やっぱり材料なき時に買われるのはこうした高金利通貨なのね、ということを思い知らされました。今日の上昇って特に材料はないですもの。
ではこのまま3月の円高局面で底入れと確信を持ってポジションを持っていいのか?ということにおいて、ちょっとばかり気がかりなニュースを見つけました。
著名投資家、ジョージ・ソロス氏が2日、ブルームバーグとのインタビューにおいて答えたところによりますと、現在の金融危機は大恐慌以来最悪で、市場は若干持ち直しているものの再び下落に転じるだろうとの見通しを示したようです。FRBは今年に入って2%利下げし、現在のFFレートは2.25%だが、ドル安を考慮すると追加利下げは難しいとソロス氏は考えているようで、今後、危機的状況の引き金となる可能性があるのはクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)であると指摘しています。米国経済がリセッションに向かっているとしていますが、現状に置ける一時的な市場回復は6週間から3ヶ月程度しか続かないとの見通しを示しています。
まあ、なんて具体的な!?
3月17日の混乱から数えると、6週間というのは4月最終週、GW直前か、、、。確かに毎年GW前後には波乱が訪れます。3ヶ月程度は持つ、というならば6月17日あたりまでは持つと、そういうことになりますね。しかし、ソロス率いるクォンタムファンドは高パフォーマンスをあげることで知られてはおりますが、預言者ではありませんので話半分に見ておきましょ。ポジショントークということも考えられますし。ただ、やっぱり気になる発言ですのでココロの片隅にとどめておこうかと、、、。
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