2008年4月26日土曜日

ブッシュ大統領が、サブプライム問題を受けた緊急経済対策の一環として所得税を一部還付する「戻し減税」について、5月からの予定を前倒しして、28日から始めると正式発表しました。大統領は「戻し減税は、米国民が直面するガソリンスタンドや食料品店での価格高騰を埋め合わせできる」と述べていますが、3日早めることにはなにか大きな意味があるのでしょうか?早めなければならない事情があるとは思えないのですが、3日待てないというのも不思議な気がしています。一人当たり600ドル、夫婦で1200ドルが上限となっていますが、これで暫くは景気のテコ入れが可能なのかしら?一時的な景気浮揚効果があっても根本解決策ではない、というのが大方の見方ですけれど。
先ほど米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が発表されましたが、速報値63.2から62.6と大きく下振れました。このミシガン消費者信頼感指数は、CBの消費者信頼感指数に比べてサンプル数が少ないため、数値が大きく振れることの多い指標としても有名な指標だそうですが、、、とはいえ今回の数字は約26年ぶりの低水準となりました。エネルギーや食料品価格の高騰もあり、消費者センチメントの低下に歯止めが掛からない状況、やはり所得税還付は一刻でも早く実施すべき、ということになるんでしょうか。

来週は日本市場GWに入るということで少し気が緩みそうなのを引き締めておかないとなりません。毎年のGW前後の波乱も頭の片隅に想定しておきたいですが、やはり来週最大の焦点はFOMC。据え置きの可能性は限りなく低いと見られますので引き下げは引き下げでしょうけれど、ではその幅は?

今のところ0.25%の利下げというコンセンサスで一致しているかと思われますが、この場合は想定通りですので、今のドル買い地合が継続するものと考えられます。しかしながら、このところは様々なネガティブ材料にもマーケットが動揺しなくなってきており、ダウもドルもポジティヴ材料に敏感になってきていますよね。もうマーケットはサブプライムパニックに飽きてきた?(まだ解決に至ったとは到底思えませんが、、、)こうしたムードからFRBの金利引き下げもそろそろ最終局面だという見方もあり、今回0.50%の利下げの可能性もゼロではないとの意見も。え?最終局面なのに、何故0.5%なの?!、、、、というのもFedの利下げ、利上げなどの金利政策は最後に駄目押しで、最後の一押しは大きくやるということが多いのだそうです。(だいまんさんの話の受け売りですが

では0.5%の利下げとなった場合マーケットはどう反応するのでしょう?一時的には大きくドル売り、しかし、利下げ打ち止め確定なわけですから大きく切り返してドル買いに反応?などとイメージしたりしていますが、妄想に近いのでアテになさらずに(笑)その時の動きについて行くだけです、予想に酔わないようにしないとね。

ただ、来週はFOMCだけでなく雇用統計というビッグイベントも控えていますので、単純ではなさそうです。0.5%下げた場合、最後だから~ではなくて雇用統計の数字の大幅な悪化を事前に把握していたから、という可能性もある?!となるとドルは再び大きく売られることになります。NFPの市場予想は-7.5万人、予想の段階でこれだけ悪いので、実際ここからどうぶれるかが焦点なのですけどね。

さて、大倉さんのブログで、米系投資銀行が「NZドルの下落リスク」レポートを出したというのを読んで、キウイ円をショートしてみました。勿論、理由はそれだけではありません(笑)それだけで売ったなんて言ったら、大倉さんに叱られますもの?!
非常に単純なテクニカルですが、ストキャが下落し始めたこと、一目の雲に阻まれて今日下げていることなども併せてみて、ここから暫くは下げの時間帯に入ったかな?ということで85・50で売ってみました。よくよく考えたら今日は金曜ですのでポジションを抱えたまま週末を迎えることになるのですね、、、皆さん、良い週末を!!

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