2008年6月19日木曜日

ドル円は108円を挟んで行ったり来たり。

材料がないわけではありません。いろいろと経済指標の発表はありますし米金融機関の決算発表もありますし。でも今、そういった材料では動いていないようですね。ポジション保有している方にとっては忍耐のいる相場となっていますが、新たにポジションを作りたくても乗れずにいる方も多いでしょうね。私もお手上げ状態のこの動き、一体いつまで続くの~?!

そんな中、こんなニュースを発見。

ソースはブルームバーグ。

英紙オンライン版テレグラフは18日、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のアナリストらが、3カ月以内の株式・信用市場の暴落に備えるよう顧客に警告したと報じた。アナリストらはインフレの脅威が世界の主要中銀の手を縛るなかでの事態悪化を予想しているという。

何?向こう3ヶ月以内に暴落があると?!

なんでもS&P500種株価指数が9月までに300ポイント余り下落し、1050になると予想。チャートは週足ですが、1050まで下がるとなると、、、本当でしょうか?暴落です。となるとダウ平均はどうなるんでしょう、、、。

さらに、「世界的な好調期の行き過ぎが修正されるなかで、影響は欧州や新興市場にも広がるだろう」と、この暴落が世界規模であることも匂わせています。
RBSのストラテジスト、ボブ・ジャンジュア氏は昨年の信用危機を正確に言い当てたことで有名になった方がそうですが、この方がおっしゃるには「ひどい時代が近づいている。それに備えよう」とし、「現金こそは安全な逃避先だ」と述べ、暴落にそなえキャッシュポジションを高めるよう警告しています。

このところは各マーケットの相関性が崩れとらえどころのない妙な動きが続いているように思うのですが、やはり何かの前兆と見るべきか。それともこういうときに思い切りロングポジションを持てる人間に女神がほほえむのか。んーそんな勇気はないなぁ。いずれにせよここからポジションを作るなら、「暴落」リスクを常に念頭において望まねばならないのですね、、、。

現在ダウ平均は100ドル前後の下落となっています。ダウが弱いというのはやはりあまりよくない兆候なのでしょう。今日もポジションは作らず。慎重に行きましょう!

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