2008年9月30日火曜日

アメリカの金融安定化法案をめぐる政府と議会の協議が大筋合意とのことで、
もっとマーケットは好感するかと思っていたのですが、さっぱりでした。

先週のYMTVで大倉さんが話されていたように「合意しないわけがない」
いや「合意しなければ崩壊するがままに任せるに等しい」との見方があったということでしょうか。
合意は当然の結果、焦点はその後の実効性のようです。

またしても東京マーケットからその反応を試されることとなったわけですが、株価もプラスとはならず。日経平均は1万2000円を回復する場面もあったのですが、
債権買い取り価格など実効性に関しては疑問の声も多く、
この先の欧州への金融不安の拡大も懸念されて結局はマイナスとなっています。

為替市場でも、 東京早朝に一時106.97円まで跳ねる動きが見られたものの、
その後はだらだら売られ続けて、、、。104.50円台まで安値があった後、現在持ち直しています。

クロス円は、、、むごい。先々週末にはちょっとちょっと戻りが早いわよ!!
と愚痴っていましたが、今日1日でその戻りの半値を消してしまっています。
こりゃ2番底試すのかな?それとも2番底どころか前回安値を割り込むのか?
昨日次はいよいよ欧州に懸念が波及するかも-なんて書いておいて、
この下落を取れない自分に腹が立ちます。

だったら昨日素直にポン様をショートしとけば5円以上取れているのに、、、と相変わらずのタラレバ。かといってここから追っかけて売る気にもなれず。

ドル円ですが今週末に9月米雇用統計というイベント控えて方向感つかみにくいか?

ひとつ思うことがあります。
これはホントにただの勘なんですが、、、、思いつきであることを先に断っておきますが、、、
ドル円は95円をつけた3月17日から8月15日の110.65円の高値までの上昇に対して、
ミラーチャート的な動きをするのではないか?
という気がしてなりません。
8月15日を山折りに二つ折りにして同じような軌跡を辿るのではないか、となると、一度5月につけた108.50円くらいまでの上昇はある。日柄もほぼ一致するとするなら10月半ば頃にこの高値をつけた後に1月に向けて95円、、、、ってどう?なーんの根拠もないのですが、そんな形に見えて仕方がない今日この頃、、、、。
目先108円半ばまでのロングを狙うか。あるいは108円超えを売って10円幅の下落をとるか。面白いでしょ?!
※この通りにならないからといって責任はとりませんよ(笑)
ということで105円ジャストで軽くロングしてみました。

さて、金融安定化策期待も早々に剥げ落ち、株やクロス円などのリスク資産からの
資金逃避が継続するである中、バークレイズ・キャピタルの商品担当ディレクターが、
金価格は今後6カ月間以内に最高値を更新するとの見方を示したりなんかして、
金だけは違った動きをするかもしれないというお話。

米ドルの先安感やインフレへの懸念から、今年3月に付けた最高値の1030.80ドルを
突破するんだそうで、ヘッジファンドによる金市場への参入意欲が
以前にも増して高まっているとしています。
ヘッジファンドってまだ元気があるのかしら?
投資銀行モデルの終焉からこれまでのようなダイナミズムは望めないという見方がありますが、
だからこそコモディティ何もかもが上がるという時代から、
金だけがセグメントされて上がるということはあるのかもしれませんけれど、、、。

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