豪雪の影響で悪い数字になるという予想が先行していた雇用統計。
蓋を開けてみれば「豪雪がなければプラスだった可能性も」あるのではといわれるほどの好結果。
これだから指標は予測しても意味がない(笑)
先行して出てくる要人発言にも、どんな裏があるのか分かりませんが
いろいろな思惑があるのでしょう。
しかしサマーズ国家経済会議委員長の
「猛吹雪が、雇用指標にゆがみを生じさせる可能性が強い」
「今回の雇用統計の評価は(次回以降に)持ち越すべき」
フィッシャ-・ダラス連銀総裁の
「失業率、再び10%を上回るかもしれない」(時期への言及はない)
などの「きっと相当悪いのだろう」ということを想像させる発言が
直前になされるというのには・・・・閉口しますね。
そういう要人発言や著名人のポジショントークの類に
振り回されているようじゃ駄目なんですけど(笑)
2月の雇用統計結果
失業率は9.7%(予想 9.8%)
非農業部門雇用者数は▲3.6万人(予想▲6.8万人)
天候により工事が中断するなどの建設業や学校が閉鎖するなどの影響が出た公務員などを
中心に雇用が低下していたことから豪雪がなければプラスだったのでは?という見方も出て
ドルは大きく買われる展開に。株も商品も上昇で、典型的なリスク選好の相場となりました。
ユーロドルのロングを保有していた私にはサプライズな流れで、
私が買った水準を瞬間割り込んだりもしましたが、
すぐさま反発してかろうじてプラス圏を維持しています。
しかしユーロの逆襲がくるというシナリオには程遠い流れで
やはりまだまだユーロは脆弱ですわね。
こんなトホホニュースも出てきて・・・・
ギリシャADEDY(ギリシャ公務員連合)とGSEE(ギリシャ労働総同盟)は
11日に大規模なストを計画しているんだそう。
この2つの加盟者の総数は250万人。ギリシャの労働人口の半分に相当する
大規模ストとなるかもしれません。
ユーロは買ってもすぐ利食え
でしょうか。
というわけでNY時間の終値あたりの1.3617ドルで手仕舞いました。
忍耐のなさに呆れられそうですが(笑)
損する前に撤退するほうがいいですよね?!
つぎはドル円がひょっとするとこのままトレンドを作りそうな予感もあって
ドル円、クロス円のロングに興味が出てきたところですが
これは週明けの流れをみてからじっくり考える事にしましょう。
とにかく、雇用統計には驚きました・・・・
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