2010年3月10日水曜日

ドル円、クロス円ともにじり安で煮え切らない展開のなか、
ポンドだけは気持ちよく下げた1日。何故か今日はポンドにとって
ネガティブな材料がいろいろ重なってでましたね。

■2月RICS住宅価格が17%とと、予想30%を大きく下回る。
 ちなみに前回は31%。

■1月商品貿易収支▲79.87億ポンドで2008年7月以来の赤字幅を記録。
 市場の事前予想は▲-70.00 億ポンド。

というファンダメンタルの悪化もさることながら、出ましたお騒がせ格付け機関。

ムーディーズ
「英政府による銀行救済プログラムの終了は、英国債の格付けに影響を与え、
複数の銀行にとっては格下げの引き金になり得る」
フィッチ
「英国の現在の財政健全化のスピードは遅すぎる」
「英国経済の見通しは非常に不透明だ」
「英国のソブリン信用状況は悪化した」
「英国は2014-15年までに、赤字を対GDP比3%まで縮小させる必要ある」
↑ちなみに英国の2010年の財政赤字は
対GDP比で12%を超えると見られています。

と相次いでポンドに矛先を向けて見解を出しています。
フィッチは同時に「ポルトガルの改革不十分なら、格下げの可能性も」とも言い出していて
ソブリン・リスク再燃でユーロ売りとなる局面もありましたが、
英国に言及すると今度はポンドがスルスルと下がってしまいました・・・・。

さらに、BOE政策委員が昨日
「英経済はまだ壊れやすいように見える」
「BOEは中期的なCPIリスクはダウンサイドにあると見ている」
とも発言していた模様で一体今イギリスはどうなっちゃってるんだろう・・・・
と空恐ろしくなってきます。

しかしながらこうも悪材料が出揃うと、その度に売るのにも慣れてきてしまい、
だんだん耐性が出てくるというもの。
というか、ポンド円は先週末の雇用統計サプライズ噴き上げを
ほぼ削ってしまうところまで下げちゃったものだから、テクニカル的にも
もう一段安にはもっとハイレベルな悪材料がなくては?!
なんだかねぇ、あまりにポンドネガティブな空気が蔓延していて
こういう時に追随売りって危険な気がしてならないのよね。
かといって今買える通貨ではないのでもどかしいのですけれど。

雇用統計後の月曜、火曜とは材料難で動意づかない流れに見えます。
明日10日から1週間はアストロロジーでは通貨にとって重要な期間となりますので
このモヤモヤした相場にトレンドが生まれるかも。。。なんて期待もこめつつ
注視していきたいと思います。

現時点では先が見えないのでポジションは取りません。

*そうそう、今日も人民元についてニュースが。
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