先週のグットフライデーに発表された雇用統計受けて
一層のドル買いが進行したわけですが、
今日の東京マーケットでも、これに大きく調整を入れるでもなく高値圏で推移。
日経平均は3日続伸で連日で年初来高値を更新だそうですから、
この後のNYダウにも買い期待が高いんでしょうね。
金曜発表時にはグッドフライデーで休場でしたので、
今日の東京からの動きが雇用統計受けてどう反応するのか注目されていました。
この後24:30に、FRBが公定歩合を引き上げるのでは?
なんて予想も出ていたりして、ドル買いの意欲衰えず、、、、。
一応3月の雇用統計を整理しておきますと、
予想通りNFPが16万2000 人増と+圏に入ってきたものの、
予想よりは弱いというもので瞬間判断に迷う内容。
発表直後にはドル円で1円のボラ。(予想は18~30万まであった)
しかし冷静に考えれば、マイナス圏からいきなりプラス16万って数字は
どう考えても強いでしょ、って答えなんでしょうか。NY時間に94円台を達成し
その後もその水準を保ったまま推移しています。
でも・・・・逆に見ると、買いの勢いが続かずレンジいりしちゃった、とも言えるわけで
この程度の内容なら予想されていたものですし、一段高には慎重とも取れる。
ここから追いかけるべきか調整狙いで売るべきか判断に迷うところ・・・・
って先週も同じこと言っていたじゃない私。雇用統計後にはなにかひらめく動きに
なると思ったんですけどねぇ、これじゃ雇用統計前より水準が上がってしまっただけで
ますますどうしていいか分からない状況だわ(笑)
ドルの強さもそうですが、やっぱりユーロは脆弱ですね。
この後のFRBでの公定歩合の引き上げ予測を嫌気しているのか、
米長期金利の上昇を嫌気しているのか。
やはりここからも、スタンスはドル円押し目買い、ユーロドル戻り売りでいいみたい。
入場ポイントを見極めるのが難しいですけど。
そして今日の動きで目立ったのがポンド買い。
東京オープン時にはすごいギャップアップでスタートしましたよね。
先週末、英紙サンデー・タイムズが報じた世論調査で、
野党保守党の支持率が前週から2ポイント上昇し39%になったことが伝えられました。
一方の与党の支持率は3ポイント低下し29%。
支持率格差が10ポイントに開いたことで
政権交代の可能性が強まったきたというのが
ポンド買の材料となっているようです。
というのは野党保守党は、財政規律優先派として認知されているため、
財政正常化への期待が高まると言うことなのでしょう。
総選挙は5月。あと一ヶ月に迫っていますが、選挙がらみの
報道でポンドが買われたり売られたりと撹乱されるかもしれません。
でも・・・・・ポンド円145円ってもう売りでしょーー。って気持ちが消えなくて困る。
売りたいな。でも材料が多いので怖いな。と葛藤中。
*今日は日経平均上がりましたが、ユニクロことファーストリが前日比1割強の下落。
これは日経平均への下落寄与度にして71.67円にも達するんだそうで、
それでも日経平均が上昇とはアッパレ。
ファストリはこのところの寒さのぶり返しで春物が振るわず
業績悪化となったことが嫌気されたということですが、
一説には「節約疲れ」の現れであり、この業績悪化が一時的なものではないという見方も。
節約疲れですって・・・・?!それが証拠に百貨店が復調傾向にあるそうです。
もう我慢は嫌ってこと?!それとも少し余裕が出てきたと言うことでしょうか。
デフレの象徴である企業のピークアウトが今後の日本の景気にとっての光明と
解説する向きもあり、さて、この値動きが今後の日本力強い復興の象徴となるものだった、
と振り返る日が来るのかどうか覚えておきたいものです。
とはいいつつも、ダウ平均って最近上値重いわよね。
ドル円、クロス円の水準をみても、一度相応の調整が来る局面がありそう。
その後、さらにリスクテイクな相場がスタートするものと予想してます。
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