2010年6月1日火曜日

ホント押し目を拾って買うって難しいわよね。
昨日書いたように今週は雇用統計に向けて押し目買いで攻めたいと
思っていたため、オージー円を76.06円で買ってみたりしました。

RBA(豪中央銀行)が政策金利を据え置いたとの発表で豪ドルが
若干売り込まれたところでの買いでした。
オーストラリアが今回金利を据え置くだろうことは
予想されていましたし、今日は朝からだらだらと調整ムードが
続いていたので、これが最後のダメ押しとなって反発するのでは?
と考えたのです。

買った後50pips程度は上がったのですが。
その後の欧州時間入りに雪崩が起きました・・・・。
3連休明けの欧州勢は気合を入れて売り参入してきたと見えて
ユーロドルはこれまでの底値1.2143ドルを下周り1.2109ドルまで値を崩し
ユーロポンドは0.84ドル割れ?!オージー円は75円をかろうじて守りましたが
ポンド円は131円割れ。この急落に私の押し目ポジションもコストでカットさせられました。

欧州勢が何を材料にこれだけ売りを仕掛けてきたのかはよくわかりませんが、
そもそも良い材料が見当たらないので売られても仕方がないか、と諦めるしかない。
ところが、その後NY時間にはいっての反駁が凄かった!

ユーロドル・ドル円・オージー円などは行って来いで急落分の全てを取り戻し
さらに上昇。ポンド円なんか行って来いどころか倍返しです。何この怒涛の買いは・・・。
欧州時間での下落で戻り売りで攻めた向きは皆踏まれちゃったんじゃないの?

欧州時間の売りの理由もよく分からなければ
NY時間の買いの理由もよくわかりません。
そもそもどの局面においても正解なんかないのかもしれませんが、
今日の動きはあまりに暴力的。
リズムに乗れればこのボラは妙味ある相場とも言えますが、
チャート分析でも騙しだらけでどこで反転するかさっぱり検討がつかず、
この動きで逆張りに成功している人がいたら、何を見ているのか
教えて欲しいです・・・。

もっとも私のオージー円ロングはカットせず放置していれば
今頃利益になっているのですが、それは結果論。
保有していれば途中1円以上やられていたわけですし、
サイアクのシナリオでは底で投げていたかもしれないものね(笑)

勇気があるのなら、大底は入れたので押し目買いというシナリオにしたがって
ナンピンでも安値を拾うという攻め方も出来たでしょうけれど、
今日の暴落暴騰には全くついていけず、結局押し目を拾って
買いポジションを増やす計画は今日も失敗に終わったのでした・・・。

明日からの戦略?!押し目買い継続です。
押し目なのか反落なのか動揺が走るような下落があれば
今度こそ怖気づかず買いたいですが・・・・。

カナダは予想通りの利上げに踏み切りました。
G7で最初の利上げ国となります(金融危機後)
予想通りだったため、発表直後はカナダ売り反応となりましたが、
その後のNY時間の暴騰でカナダも一緒に上昇中。
基本的には買いで攻めたい通貨です。
オージーと合わせて押し目買いを狙いたいですね。

しっかし今日のポン様のボラティリティと言ったら!!
このところオセアニア通貨にボラトップの座を奪われつつありましたが
久しぶりにポン様の面目躍如です。いやーでも私から見たらポン様ご乱心。
こんなに吹き上がるとは思いもよりませんでした。
ユーロポンドが崩れた影響がポンド円に波及しているのでしょうか・・・。
今ポンドに触れたら火傷しそうね、様子見に徹しましょう。

それにしても、ホント押し目買いって難しい・・・。

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