2010年6月2日水曜日

鳩山首相の突然の辞任表明にマーケットは
株高円安で反応。これをどう捉えるべきか。

そもそも日本の政局はマーケットにインパクトがあるものでしょうか?
今日のロイター記事からの引用して考察。

メリルリンチ日本証券のFXストラテジスト・藤井知子氏は
「日本の政治は海外勢に対し、政権は短命だが経済などの大勢に
影響はないとの印象を与えてきた。

今回も若干の円安反応はあるだろうが、すぐに資本移動が
起こって大きく円が売られるのは考えづらい」と話している。

政局を巡っての相場は一時的なものであるという見方が大勢のようです。
しかしながら、

マネックス証券チーフ・エコノミストの村上尚己氏は、
支持率が低下していた首相の辞任で、株式市場ではごく短期的に
アク抜け感が出る可能性があると指摘。ただ、
「新内閣の経済政策などが明らかになるまでは、
外国人投資家などは
不透明感を嫌って売りを続けることも警戒される」

という見方もあり、今後の焦点は政局不安ではなく新内閣へと移行。
やはりそれまでは日本株は買いにくいということのようです。
では為替はどうでしょうか?

次期首相は菅副総理(財務大臣)になるとの見方が大勢ですが
こればっかりは予測しても仕方がない。
誰になるか、何が起きるかなんて誰にもわかりません。

しかしながら菅さんが新首相となって世界に菅さんの名が伝わると
財務大臣就任直後に円安95円くらいの円安が望ましいなどと
円安誘導、、、、イヤ希望?!発言をしたことがフラッシュバック!!
瞬間円安反応になることもあるかもしれません。
これはあくまでそういう想像に過ぎませんが(笑)
そうであったとしても、それは瞬時の反応であってトレンドになるような
ものではありません。首相が為替操作できるわけではありませんしね。

個人的な感想ですが、
マーケットはすでに日本の政局の不透明感から日本売り
という材料ではなく、週末の雇用統計に向けたドル買いに移っており、
そもそも今回の政局の行方はもうあまり材料視しなくても
いいんじゃないかと思ってます。

しかし、週末の雇用統計を睨んだ相場であるなら
もっとリスク選好相場となっていても不思議はないのですが、
今ひとつ買いに力がない。

国勢調査要因の増加が+5.9万人あるとされていることから
(3月は+5.6万人)NFP+50万とかなりいい予想が出ているのですが、
これがあっても今週月曜・火曜とはあまり買い進まれず、、、
今日になってドル円が91円台後半に上昇してきましたが、
クロス円は意外に重い印象です。

予測が良すぎると失望も大きいでしょう。
雇用統計に向けてここからあまり上がらないようなら
予想に満たず大きく売り込まれるというシナリオも想定しておかなくては
なりません。いえ、ここから大きく上がったとしても発表後は
大きく崩れる可能性、そういうリスクのほうが大きいことを忘れずに。
予想がいいというのは、ハードルが高いということですから。
予想が低く、結果がいい方が直後上昇できるものです。

つまり週末は大きく反落する可能性のほうが大きいと思ってます。
それまでは高い、というのが予想だったのですが、ぱっとしないなー。
鳩山首相辞任ショックの円安の勢いを借りてそのまま円安進行と
なるかと思って見ていたのですが・・・。

その前に明日ADP雇用統計、それから新規失業保険申請件数などの
発表もありますから、前哨戦でどんな動きを見せるのかにも注目です。

結局今日も押し目買いミッションクリア出来ず終了。
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