2010年7月16日金曜日

ひゃードル弱いなー。
ユーロとかポンドが強いっていうより
ドルが弱いっていうんだろうな、今の相場。
ドル円は結局89円台では頭を叩かれ、ストーンと落ちました。
87円割れはなんとか逃れましたけど・・・。

NY時間の急落の要因は
①7月NY連銀製造業景気指数5.08(予想はなんと18)
②7月フィラデルフィア連銀指数5.1(事前予想10の半分だわ)

好悪分岐点は「0」
回復継続ではあるのですが、それにしても予想を裏切る悪さ。
これでドル売り、さらにこのところ業績相場で堅調だったダウも
大幅安の展開です。ま、ダウは調整きてもおかしくない上げ方してたけど。

今晩注目のJPモルガンの4-6月期決算の結果は好調でしたが、、、。
ダイモン(だいまんじゃないのね)CEOが信用市場全体の貸倒損失は
高い水準を続けるだろとか微妙な発言。
これも業績相場継続に一服入れる要因かも。

で、とうとうユーロドルは1・29ドル台まで上がってきました。
怖いわー値ごろで売っちゃった玉は
みるみる飲み込まれているんだろうな。
上げ方が踏上げ相場チックですもの。
心理的には1・30台では全力で売りたいところですが、
こういう上がり方をしている道中ではとても勇気が出ませんね。
ちょっと前に、ブルームバーグが調査したところ、
外国為替相場予測会社48社中最も予想が正確だったTDセキュリティーズの
チーフ通貨ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏が、
ユーロが2010年第3四半期に1ユーロ=1.13ドルを付けた後、
2010年年末までに1.08ドルまで下げ、
2011年ドルとのパリティーに到達してから上昇に転じる可能性がある
と言っていると書いた(ラジオで話したんだっけ?)と思いますが、
ゴールドマン・サックス・グループから真逆の予想が出ました。
ユーロドル相場が向こう6カ月で1ユーロ=1.35ドルに上昇する見通しですって。
確か、もともとは1.15ドルに下落するって言ってたんだけど見通しを
変えたってわけね。
今日のFOREXRADIOでもユーロドルの話が出ましたが
だいまんさんはユーロドルはこのまま強気見通しとしながらも
ゴールドマンが見通しを変えたことが気がかり(気に入らない)と
おっしゃってました。ゴールドマンって結構為替の見通しは
外しているんですよね(笑)

さて今日は中国から指標が一気に発表されました。

第2四半期実質GDPは+11.1%(市場予想と同じ)

6月消費者物価指数 
予想+3.3% 結果+2.9% 前回は+3.1%

6月小売売上高 
予想+18.8% 結果+18.3% 前回は+18.7%

6月鉱工業生産
予想+15.1% 結果+13.7% 前回は+16.5%

報道では高成長継続ってトーンも多かったのですが、、、
伸び率は減速、不動産価格の上昇にも落ち着きが見られる模様。
これを持って中国当局は中国のインフレは穏やかで制御可能とし、
一層の引き締め策が取られることはないとの安心感から発表後,
一時豪ドルが買われたようですが、
これを成長の鈍化とみれば豪ドルロングしてる
場合じゃないんじゃない?なんて見方も出来るわけで。
やっぱり今晩の動きを見ると、オージーはドルに対しても弱含み。
オージー円でみても、ドル円に次いで弱い感じでしたよね。

豪ドル円日足って私の好きな(笑)H&Sを形成しているようにも
見えません?!無理がある?でもショルダー部分で見事に落ちたわね。
本当にH&Sとなるならこのまま下落していくことになりますが、さて・・・。
豪ドル円は戻り売りが面白いかもしれまえん。

輸出が売り遅れていると言われているユーロ円が思いのほか下げないのも
ユーロドルが爆発しているからですが、買いたい通貨ではないですよね。
113円で売ってもあまり下げなくて売りにも妙味なしなんですが、、、。

今日は豪ドル円急落をLでスキャルしてちょっとだけ取れましたが、
まだまだドンと自信の持てる戦略はありません・・・。
ドル円がさらなる円高を更新するリスクが拭いきれな買ったりして。。。

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