■FOMC振り返り
金利据え置き
現在FRBが保有している政府機関債やMBS住宅ローン担保証券の
償還分の米国債への再投資発表
国内証券の保有額面を約2兆540億ドルで維持する
追加の緩和策・・・というより継続というか、
出口戦略に期待が高まっていた今年の
政策の方向転換というか、柔軟性を示したというか・・・。
(カンザスシティ連銀のホーニグ総裁が反対を表明しているそうです。)
これって基本的にはドル安要因だと思うのだけれど、
ドル安に跳ねたのは直後だけで、(そのボラは相当なものでしたが)
結局今日は行って来いでさらにドル高進むという流れ。
ストレート通貨、ユーロドルとかポンドドルなどは短期的には天井
つけたのかしらね。そうそう、ユーロドルは200MAで見事に頭叩かれる形。
先週からこれを織り込むようなドル安が進行してしまっていたため
発表される前からショートカバーと思われるドル買いが入っていたし、
イベントが通過してさらにドル高って、
結局、ドル売りの材料出尽くしって感じなのでしょうか?
ところがドル円では円高ドル安なんですよ。
ドル円とユーロドルが同じ方向に崩れていく。
ドル高円高ですね。
ドル円なぞは17時過ぎと20時過ぎに85円を割り込んでいますし、
どうやらNHKで速報テロップがはいったらしいわ。
これってリスク回避的な動きに見えるんだけど、
ダウ平均は結構踏ん張りをきかせているから
ちょっと分かりにくいですよね。
なんで為替だけこんなに動くのかしら?
ダウは同値圏でへばりついたような地味な動きなのに・・・・。
うーん、単純に「8月お盆円高アノマリー最強」ってこと?!
さて、Twitterでもこの円高ピークはどこでしょうか?
なんて話になってきました。
昨年のドバイショック後の安値に面合わせ水準で
一旦止まったように見えますが、
さて、このまま反発できるのか、それとも、、、、。
最近は当局から為替に言及する発言が増えていますが、
いよいよ介入を視野にマーケット関係者がいろいろと思惑を
走らせるようなところに到達してしまいました。
ココで円高が止まるか、さらなる危険があるのか、
んー明日のFOREXRADIOはキャプテン大倉さんがゲストなので
お考えを伺わなくては。
勇気があるならドル円、クロス円をロングするってのもアリな
ポイントですものね。
でも私、今朝ポンド円ショートして出かけたんです。
135・06円で。
理由は昨日書いた通り。弱いと思ったから。
それが見事ビンゴ!!
インフレ報告弱かったですし、久しぶりに170pipの収穫です。
帰宅してリバウンドが怖くで悩みながらリグっちゃいました。
もっと下げるかも、という思いは捨て切れませんが
利食い千人力よね。
あ、でも・・・・ユーロ円のほうがパフォーマンス良かったみたい(笑)
今日はポン様じゃなくても何でも良かったんだわー。
ドル円が歴史的安値に沈む下落を見せたんだもの・・・。
今日は久しぶりにうまく利食えたのでもう店仕舞い。
・・・・リバウンド狙いでユーロ円とか買ってみたい誘惑はあるんだけど。
そうそう連勝できるものではないので冷静に、冷静に。
メモとして今回のインフレ報告内容を記載しておきます。
■イングランド銀行(BOE)の四半期インフレレポート
経済成長見通しが下方修正
☞ 5月見通しの3.6%→3%を若干上回る水準へと修正
2年後のCPI見通しは1.4%前後とインフレ見通しには変更なし
英経済成長率は向こう2年間で3%を若干上回る水準に上昇
キング総裁は
「適切と感じれば、量的緩和を拡大する可能性」
「ポンド安は英経済には追い風」
などと発言
これがポンドのさらなる下押し材料となる予感
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