ドル安、ユーロ高、円高、金高、、、、って流れは今夜も続いてます。
ドル円の介入は相変わらずないままに10月初日を終えました。
下期入りすれば何か風向きが変わるかとも期待があったのだけど。
今日は金曜、おまけみたいなものか、本格的には来週の雇用統計に向けて
新たな思惑が広がる可能性が高まるってことでしょうか。
現在のテーマはなんてったってドル安ですから、米系指標絡みの
思惑はマーケットに与える影響が大きいとおもうのですが、
先程発表された9月ISM製造業景況指数では流れを変えるに至らず。
市場予想 54.5☞ 54.4とほぼ予想通りの結果ながら、実はこの数字は
2009年11月の53.7以来の低水準。
構成項目の「雇用指数」は56.5
前回は60.4でしたので低下しています。
過去6ヶ月平均が58.6でしたのでかなり悪い結果なんじゃないのかなぁ。。。。
でも、こんなのも全部織り込んじゃっているような動きですよね、ドル安・・・。
来週は雇用統計の思惑で動くと思いますが、
ドル安が進みすぎてますので、たとえ数字が悪くても
発表されれば事実売り、、、じゃなくて事実買いが出るかもしれません。
思ったよりは悪くなかったりすればドル買い転換のキッカケになるかも。
なんて。
雇用統計でドル安の風向きが変わることがあるならば、
1300ドル大台を固めてきたかに見える金価格も注意が必要かも。
今日のラジオNIKKEIのマーケットトレンドでは
貴金属ディーラーの池水雄一さんにお話を伺ったのですが、
ユーロドルと金価格が連動しているって話されてました。
ユーロドルが下落に転じれば、金価格も・。・?!
しかし、金価格が大きく下落するような局面があっても、きっとそれは
大きな調整なのでしょう。中長期では金価格、やはり高いと思われます。
今回の金融危機でCDS取引で大儲け、金ファンドを設立した
ジョン・ポールソンが 2012年までに10数パーセントのインフレを予想しており
債券は下落、株とゴールドは上昇し、金は2400ドルから4000ドルに上昇すると
発言しています。また不動産を買えとも。
4000ドルって・・・・今1300ドルです。
これ、ポジショントークじゃないのと穿った見方もしたくなりますが、
彼自身の運用資産の80%は金に投資していると名言しています。
ポートフォリオの8割が金?!大丈夫・・・?
しかし、池水さんは前例のないほどの世界各国の金融市場への
資金の供給を見ていると、可能性があるとお話されてました。
金が4000ドルになったとき、通貨はどうなっちゃってるんだろう?
どの国も通貨安競争、(どこかの要人が通貨戦争だと言ってましたね)
こぞって通貨安誘導するものと思いますが、やっぱ金高ってことは
ドル安、ユーロ高ってことになっているのかしら?
円は・・・・考えると怖い。
さて、今ユーロを売るのも怖いし、
介入期待でドル円で円ロングするのも怖い。
ユーロ円のチャートなんかもう考えらんないトコまで来ちゃった。
ってことで、今週はこのまま何もせずに終わりそうです。
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