2011年1月14日金曜日

今朝起きてみたら(13日木曜朝です)
ユーロドルが大きく買い戻されているじゃありませんか。
1.31ドル台って、、、日足でみたらボリンジャーの中心線、
4日高値から10日安値の半値戻しの水準まで戻っているのね。
これは打診売りしてもいいレベルだわ!
と思い、ユーロドル1.3128ドルでショートして仕事に出かけました。

ユーロの急伸の背景に何があったのかというと、、、、
EUが欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡大を検討しているといった
報道の中で、ドイツとフランスはこれに反対しているとされていたのに、
昨晩突然メルケル独首相がこれを支持するとかなんとか言ったみたいで、
これまでユーロを売り込んでいた向きが一斉に買い戻しに動いたようです。

今日YMTVでT&Cの荻野金男さんとお話させていただいたのですが、
荻野さん、番組オフレコトーク中「まるで美人局のよう」だなんて冗談を。
メルケルさんの発言でショート筋が踏まされたわけですものね。

しかし、こうした材料で上がったのだとしたらこれが本質的なユーロ上昇に
つながるものではなくあくまでショートカバー。これが一巡したら再度下げるだろう、
そう読んで売ってみたわけです・・・・。

でもなかなか下げないユーロ・・・・。

痺れをきらして、夕方YMTVの収録に出かける時には一旦ショートを手仕舞いました。
1.3150くらい。昨日の高値を超えちゃったんだもの、粘ったらロクなことはなさそうだなと思って。
結果的に正解。良かったです。撤退して。またしても真夜中のユーロの暴騰、
今度は1.3350アラウンドまでの急伸です。これは1.340くらいまでの上昇がありそうね。
今日のFOREXRADIOで大塚さんが指摘していたレベルです。

今夜のユーロドル急伸のキッカケは「トリシェ総裁」
今夜のECB理事会で政策金利はもちろん据え置かれたのですが、
その後の記者会見でトリシェさん、短期的にインフレが加速するリスクに言及。
「金利と非標準的措置は別の物であり、連携していない」ともコメントし、これが
近い将来の利上げのを否定するものではないと受け止められた、ってことでしょうか。
インフレファイターと呼ばれる欧州です、インフレに対しては利上げもあるって
そんな発言として解釈されたみたいね。・・・・足元ではEFSFの救済資金拡大の
議論がなされているような状況なのに、変な話よね?!
ソブリンリスクに対しての措置ととインフレンに対しての措置は別問題だと
わざわざ発言したのだから、利上げを連想させたとしてユーロが急伸するのは
不思議ではないのですが、でもこの上昇、気持ち悪いなぁ。

1.31台ショートは早々に撤退しましたが、1.34台まで来たら再度売りたいわ。
すぐに利上げするわけじゃないし、それよりもまだソブリン絡みのネガティブ材料を
まだまだ内包していると思うしね。
しかし、思いこみだけで流れに逆らっても勝てません。
再度売り直しても、思うように下げなかったらまたすぐに撤退します。
今年は損失が拡大する前になんぼでも損切りを繰り返すやり方で行きますね。
9敗しても1勝で大きくとる、そんトレードを目指します~!!

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