ダウ平均はすっかり横ばい。
12000ドル割れでは戻していますが、
12500ドル迄戻る力はないみたい。
これまでの暴力的な上昇は一服、
ここいらで少々エネルギー充電ってとこでしょうか。
それで、再度上昇。
こんな角度で上昇してくた相場が秩序だって落ちていくとは考えにくく、
下げるときは総投げ売りとなるだろうと見ていますので、
現状はただの調整、あるいは再上昇のための蓄電と考える方が自然な気がします。
少なくとも前回の調整安値、11730ドル近辺が支えられるなら
まだ天井打ちしたと見るのは時期尚早。
12000ドル割れは拾ってみたいところ。
ダウが崩れていないと仮定するなら、リスク回避相場には入っていないということに
なりますが、でも昨今の原油とか、金はリスクを材料に上昇しちゃってる。
リスクを回避するためにキャッシュする動きではなくて
リスクをネタにリスクを取る動きが活発化しているようです。
今日はソシエテ・ジェネラルが「サウジに混乱波及なら150-200ドル」
なんていうとんでもないう予想を出してきた。北海ブレント価格ですが。
通常、ブレントはWTIより低いのですが中東リスクのせいでしょうか、WTIより
20ドル前後の上鞘となっています。いえ、リスクをネタにして投機マネーが
ICE市場に入っているせいだとの指摘もありますが、、、。
ブレントが200ドルになったらWTIだって150ドル以上になっているでしょうね。
このところ原油の予想を上方修正する動きが目立ちます。
リスクテイク相場として動いてきたのは穀物なんかがそうかな。
となると、まだしばらくは穀物も高いか?天候相場前に低水準んの在庫を囃して
大相場となっていますが、これは今月末くらいまでは続くのかもしれません。
で、難しいのが為替。
ドル円はレンジの中での動きに過ぎないのですが、
ユーロドルはレンジを上方ブレイクしたものの、1.4000台での
滞空時間はそう短かったですね。
昨日「やっぱユーロは押し目買いだわ」と確信したにもかかわらず
実際さげてくると買い参入の勇気がない(笑)
ダウが調整後上昇と思うなら、ユーロも同じ方向か?!と思いますが
もう少し押すのかな?ボリンジャーの中心線、1.3765くらいまでは
下げてくれないと買いにくいです。。。
そうそう、戻り売り狙いのキウイですが、利下げに反対の声も出てきて
今週の政策金利発表を巡っては思惑でバタバタ動きそう。
市場参加者のほとんどが0.5%利下げを予想しているのですが
「災害復興を支援するために政策金利を引き下げるのは妥当ではない」とか、
「10-12月期の消費者物価指数が前年比+4.0%だったことを考えれば
利下げは更にインフレを加速させるリスクがある」とかどちらもごもっともなご指摘。
現在は3.0%ですが、注目は利下げがあるかないか、ということがひとつですが、
利下げしたとしても、0.5%幅でなく0.25%だった場合も想定しておいたほうがいいかも。
利下げ幅が半分であれば利下げしたとしてもキウイは瞬間急騰するかもしれませんものね。
発表は10日、木曜日です。
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