2011年4月26日火曜日

ユーロ、強いですねぇ。
というより、ドル、弱いです。ドル安です。
昨日の新築住宅販売などは悪くない結果だったのに。

ドルの実効為替レートは先週2008年3月の安値を下回って
変動相場制導入以来の歴史的な安値を付けています。

ドル安は
輸出増☞ 米経済回復☞ 米株高というシナリオに貢献してきたものと思いますが、
さて、いつまで続くのでしょう。基軸通貨です。腐ってもドル。

ドルの基軸通貨体制が崩壊しない限り、どこかで大底を入れるはず。。。
タイミング的には、金利が引き上げられることが濃厚になる時が
転換期となると思われますが、それは年内は無理、早くて来年、
慎重に行くなら再来年と見られています。
タカ派シナリオでは年内もないではないようですが・・・。

少なくともこの6月のQE2終了はそのキッカケには成り得ないと見られていますが、
私は意外とその頃にドルの大底がくるんじゃないかとぼんやり考えています。
QE2終了は計画通りですし、過剰流動性マネーがジャブジャブ市場に溢れている状態には
変わりがないので、ドルのトレンドを変える材料にはならないとの指摘はごもっとも。

でもねぇ。皆の足並みが揃って鉄板トレンドと言われるようになってくると
危険なんですよねぇ。

ドルショートしておけば(ドル円以外ね、そのドルと同じくらい昨今は円が弱い)
間違いないって相場に入ってきているのが気に入らないの。

それにこれ以上ドル安が進んで、原油が100ドル超えレベルが常態化することは
決して好ましいことではない。中東問題から北海ブレントが高いというのも大きな要因ですが、
ドル安による投機プレミアム分も大いに原油価格を押し上げてしまっていると思います。
ですから。。。年内の大転換、それも今年上半期のうちに
ドルロング相場がスタートするんじゃない?なーんて。

まずは今日か2日間のFOMCでバーナンキ議長がどんな声明を出すのかに
目先、足元の最大の関心が集まっていますので、今は様子見です~

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