2011年5月13日金曜日

GWの急落も、GW明けには大きく反発を見せたため単なる調整か?
とリスクオンムードが広がったりもしましたが、やっぱりちょっとおかしいです。
今日再びユーロは売られ、銀相場も32ドル台まで再下落
(50☞ 33☞ 39☞ 32←今ココ、凄いボラ)
原油価格も再度100ドル割れとなっています。

ま、急落がドラスティックだっただけにリスクオン回帰じゃなくて単なる自律反発だった、
ということだったのかもしれませんね。ボールも落ちればリバウンドします。

では果たして本当にドル安は大底打って大転換、コモディティは大天井をつけたのか?

可能性は高まっていますが、ここから一本調子にトレンド転換とはならず
ちょっと乱高下するのかもしれません。
というのも今回の場合ユーフォーリアバブルというには
過熱感が今ひとつだったわよね。
ダウも商品もユーロも手放しで上がってた、というよりも材料不足で
これ以上上がらなくなっていた、というような終わり方なので
誰の目にも明らかな上ヒゲ(下ヒゲ)を付けたような格好には
なっていないのが解りにくいところです。

つまり、目先はユーロがWトップを付けるような上昇が来て、ムードが
リスク志向に戻ったような錯覚を覚えるような相場が来てからの再下落、
ドル円も、西戸80円割るような円高を見てからの円安トレンド発生・・・って感じに
なるんじゃないかと思っています。
中長期のお宝ポジションを作るにはまだ若干早いってことです。
でも、これまでのトレンドの最終局面ではあるので、資金に余裕があるのなら
買い下がり、売り上がりって手法で細かく中長期ポジションを作ってもいいのかも。
私は資金に余裕が無いので、もう少し待つか、あるいは短期的には
ユーロ買い、円買いなどを仕掛けるかもしれません。。。

ちょっと気になるニュース。


5月11日(ブルームバーグ)
ジム・ロジャーズ氏:ドルは長期的には「最悪」-人民元は安全

ジム・ロジャーズ会長は、ドルは長期的に見て「最悪の状況」となるとの見方を示した。
「米国の状況は悪化しつつあり、深刻な問題が起こると予想している」とし
「バーナンキ博士は経済学を分かっていない。金融についても理解していない。
彼が分かっているのはお金を刷ることだけだ。
次に景気が減速した時にマネーの量を4倍にはできない」と言明。
為替相場については「たぶんこの秋に為替相場で一層の混乱が起き、
2013年までにはさらに混乱が深まると予想している」と述べた。
現在はドルを買い進めているとし、ドルが下落するとの見方が
市場のコンセンサスになっているためと説明した。

よく読まないと見落としてしまうのですが、ジムは「ドルを買い進めている」んですね。
ニュースタイトルだけ見るとジムはドルを売っているかのようです。
トリッキーな記事。

5/10 日経新聞 
新興国、外貨準備の分散加速 ドル集中回避で円高要因に

新興国が外貨準備運用の多角化を進め、
円やオーストラリアドル、金などの購入を大幅に増やしたことがわかった。
世界各国が外貨準備として保有する円建て資産は2010年末時点で前年比5割近く増え、
金も同3割以上増えた。
一方で、外貨準備に占めるドルとユーロの比率は
1999年のユーロ導入以来、初めてそろって低下した。

 国際通貨基金(IMF)によると、
10年末の世界各国の外貨準備の合計は前年比13.4%増の
9兆2582億ドル(金などを除くベース、約750兆円)。

円建て46%増
10年末の構成比をみると、ドル、ユーロ、ポンドが前年末よりも低下。
かわりに円が2.92%から3.81%に、豪ドルやカナダドルなどの「その他通貨」が
3.06%から4.38%に比率を高めた。
ドルの比率は10年前には7割を超えていたが、10年末には61.4%まで下がっている。

円建て資産の残高は1950億ドルで前年比46.6%増加。
円高の影響もあるが、円ベースでも約3割増えた。
新興国の保有する円資産の伸びは前年比78.5%増で特に大きい。
全体の増加額は620億ドル(約5兆円)で政府・日銀が昨年9月に実施した
過去最大の円売り介入(約2兆円)を上回り、長引く円高の原因にもなっている。

中銀保有3割増
資金は金(ゴールド)にも向かっている。
世界の中央銀行の金保有量は10年末で2万7220トン。
金額で約1兆2300億ドルと09年比3割増えた。
外貨準備に占める比率は1割を超え、さらに増え続けている。
 金購入の主役は新興国だ。ロシアの保有量は10年末で788.6トンと09年末に比べ2割増加。
タイも2割増の99.5トンに増やした。09年には中国が保有量を8割、インドが5割増やした。

 各国中銀は90年代に金を大量に売却してきたが、ドルやユーロへの不安から購入姿勢に転換。
IMFや中銀など公的部門による金の売買動向は10年に22年ぶりの買い越しに転じた。
 
ただ「ドル離れ」は今のところ緩やかなペース。
中国などは通貨高を抑えるために自国通貨売り介入を繰り返しており、
外貨準備が急増している。
巨額の資金を運用できる市場は限られ、
米国債で運用せざるを得ないためだ。

~ 中国の外貨準備高は3月末に3兆447億ドルで世界最大。
  1年間で24.4%増え、2位の日本の約2.7倍となった。

しつこい円高の背景に中国を始めとした新興国の外準の円買があったとは。。。
新興国の保有する円資産の伸びが前年比で78.5%、約5兆円とな。
日本当局の介入が 焼け石に水なのも仕方ないですね。。。

この外凖による円買いが今後も継続するものなのかどうかはわかりません。
逆にそれを売って別の通貨にシフトする動きが一斉に出れば大きな円安圧力になります。

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