はりゃー昨日あんなに自信満々でユーロはもう一回上げるなんて書いて
ポジション取ったのに私が寝た後で下がってしまったようです・・・。
コストよりちょっぴり上に仕切注文を置いていたので損にはなっていないけれど
見通しが外れたのは悔しいなぁ。このところ、方向があっていても
ポジションメイクのタイミングが悪くてチャンスを逃すことを繰り返しています。
というかこのままユーロドルは下げてしまうのでしょうか・・・。
というのも、ドル安の大底はもう一度2番底を伺うドル安を見てからという
予測を立てているのですが、今日ドル円がにわかに暴騰したでしょ。
材料なくて、一体何故ドル円が吹いているんだ?!と不思議でしたが、
こうなるとドル高ですもの、ユーロは下げちゃいますよね。
このところ相次いでいる日本企業によるスイス企業の買収報道が
影響しているのでは。。。推察も出ています。
東芝はスイスのスマートメーター製造大手のランディス・ギア社を
買収する方向で最終調整に入った。
買収額は2000億円規模になる見込み。
武田薬品工業が、スイスの製薬会社ナイコメッドの買収に向け協議。
買収金額は1兆円を超える見通し。
これを受けてスイス円の買いが出てドル円波及とか
武田はユーロの手当てが3─4割程度しか済んでいない時点で明るみになったが
詳細を詰めるのにもう少し時間がかかりそうで、その間にユーロの確保を進めている、
なんて見方も出ています。
こういうのは実態がつかめないので良くわからないです・・・
ただ、市場に漏れでてくると一時的に材料視されたりするみたいね。
今日のドル円、ユーロ円なんかの動きはこれらのニュースが
背景にあったと思います。
これは円が絡むクロス円の話ですね・・・。
ユーロドルなんかは直接関係ないと思いますが、
ドル高になっちゃったのでユーロが売られたってことなのかなぁ。
釈然としないのですが、1.4181ドルロングは一旦撤退しましたので
先ほど1.4133ドルで再入場してみました。
ちょっと昨日より自信喪失気味ですが、入り口を間違えているだけなのだと
したら、昨日よりいいコストでのポジショニングですので悪くないかもーー。
さて、短期ではユーロ買いに夢中になっていますが、
長期ではドル安大転換でドル高となると見ています。
それはドルが積極的に買われるということではなくて
ダウ下落、債券下落、普通ならここでドル下落でトリプル安ですが、
ドルはこれまで「ドルキャリー」されて売られてきましたので
ドルは巻き戻しでドル高というシナリオです。
で、何がキッカケでダウが崩落するかというと、それは良く分かりません。
キッカケ・・・・じゃないかもしれませんが、大きな要因のひとつは
今回の金融危機の大元となった問題、住宅市況の改善がみられないこと。
先週こんなニュースが出ていたんですね、見逃していたけれど。
5月10日(ブルームバーグ):
米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)の業績は、今年の米住宅市況に委ねられている。
甘すぎる住宅価格見通しに足をすくわれることになれば、
数十億ドル規模の新たな損失が発生するばかりでなく、
ブライアン・T・モイニハン最高経営責任者(CEO)の信用に傷が付きかねない。
過去2四半期で30億ドルもの費用が生じたのは、住宅市場の不振に対する想定が甘かったためだ。
同行は住宅価格の下落幅が予想を4ポイント上回るごとに15億ドル(約1210億円)の
損失が出る可能性があるとしている。
同行は住宅市況について、今年の緩やかな回復を見込んでいる。
一方、同行の米国担当シニアエコノミスト、ミシェル・マイヤー氏は、
住宅市場は2012年にならなければ底を打たないと予想している。
他行やアナリストらも10%を超える下落の可能性があるとみている。
BOAは2008年にカントリーワイド・ファイナンシャルを買収した。
カントリーワイドは住宅バブル期に住宅金融最大手だった。
当局は後に、借り手や物件に関する情報の不備または不完全なデータに基づく
甘い融資が拡大の一因だったことを発見。
BOAは住宅公社のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)と
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)からの住宅ローン債権買い戻しや
アシュアード・ギャランティーなどの債券保証会社からの
返金要求に直面することになった。
5/9 WSJ
第1四半期の米住宅価格が大幅下落―回復見込み遠のく
第1四半期の米住宅価格は2008年終盤以来の大幅な下落となり、
多くのエコノミストは住宅市場の底入れ時期の予想をさらに先延ばししている。
ほころびはこんなところから・・・?
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