2011年6月29日水曜日

今日もユーロが強い。昨日に続いて陽線引けとなりそうです。
1.43ミドルまで上昇してきていますので、売り場は近い・・・と見ているんですけれど。
1.440台まで引つけてから売りたいかなー

東京時間、昼間はだらだらと下げていたのですが、
欧州時間辺りからユーロ買いになってます。

下げている過程においては、シュタルクECB理事が「(緊縮財政の)計画達成なければ、
7月以降のギリシャ支援停止も」などと発言したことが嫌気されたようですが、こんなネタで
下げたところを売り込んじゃうのは危険だわ。
だってほら、ほら昨日のブログにも書きましたけど、今、中国の温家宝さんが
欧州を訪問して回っているでしょ、これ、中国による欧州支援パフォーマンス。

昨日はハンガリー債を買うとかなんとか発言していましたけれども
今日は欧州ソブリン債市場への投資を継続する方針を示してます。
「中国は実際のところ欧州の一部諸国の国債を買い増した。
ユーロ保有高を減らしてもいない。通貨ユーロを信頼しており、
欧州国債をある程度購入する用意がある」などと迫力の支援口撃。
これでユーロは反転上昇です。凄い口先介入効果よね。

ドイツのメルケル首相との会談後には、
両国の貿易額を今後5年間で少なくとも2000億ユーロ(2838億ドル)とする目標を掲げたりして。
余程欧州が立ち直ってくれないとマズイことでもあるのかと勘ぐりたくなるくらい。
って。中国の外貨準備3兆ドル超のうち約4分の1はユーロ建てで運用だっていうから
そりゃ他人ごとではないってことよ。中国もどこまでユーロを支えるつもりなのかしら。

来週はECB理事会もありますし、その前にこの週末にはECB財務相緊急会合があるますし、
いえいえその前に29日(明日?!)ギリシャ議会、中期5カ年財政計画の採決が。
材料は目先てんこ盛りです。ユーロ買いの材料は利上げ期待と中国のお助け発言。
それ以外全部リスクかと・;・・。

おっと、1.440台があれば売ろうと思っていたのに
1.4395近辺でダレてきたかな?売りそびれたのかしら。それともまたチャンスはあるかしら・・・
豪ドル円Sは未だ保有中。

※イギリス第一四半期のGDP確定値。
前期比ベースでは事前予想通り0.5%
年率換算は事前予想1.8%のところ1.6%に悪化。
この結果を受けてポンド売り優勢となるも、何故かユーロ上昇につれて
ポン様も上昇中。
ただし英CPIは向こう2年の大半、2%超えが続くだろうとされていて
利上げ期待はまだ消えてはいないのね。

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