センスないなー売るならユーロかポンドでした。
何故かドル円を売って、思うように下がらずコストで撤退。
ユーロやポンドを売っていれば相当な利益となっていたのに。
スイスフェスタ再び。
このスイス売りに乗ることはできませんでしたが、
直後のチャートとにらめっこして、手を出したのがドル円って・・・・。
今ね、ドル高なんだよーー
多分ドル資金調達が難しくなっているとかいうリスク相場に入ってきてる。
あるいはドル売りの巻き戻し。
そう自分でも書いていたじゃないの、ブログに。。。。
なのにドル売りするなんてバカー
今日6日スイス国立銀行(SNB)はスイスフラン相場に下限を設定し、
目標を守るため無制限に外貨を購入する用意があると表明。
設定された下限目標は1ユーロ=1.20フラン。
声明の中で「1ユーロ=1.20フランを下回る
ユーロ/スイスフラン相場はもはや容認しない。
この措置は直ちに実施する。SNBは最大限の決意を持って
この最低水準を守るため、無制限に外貨を購入する用意がある」と表明した。
目標を定めて無制限介入宣言!!
凄い…予想はされていたけれどまさかの手段。
8月だけで3度も通貨高対策を発表していましたが、
なんとなく効果が薄れてきたようなムードは漂っていました。
畳み掛けるような、そしてこの唐突なタイミングでの無制限介入宣言。
しかし、そんなことが可能なの?
当面は1.20レベルを保てるでしょうけれど、資金はどこから?
この政策が功を奏するものなのかどうかは時間が経過してみないとわかりません・・。
昨日のドル高・・・そしてユーロ下落。
リスク回避の動きはソースが無いなどと書きましたが、
実はいろいろあったことが今日になってわかりました。
ドイツ復興金融公庫最高経営責任者
「多くの銀行がほとんど自力でファイナンスできない状況になっている」
ドイツの連立与党自由民主党(FDP)の議員
「条件が満たされなければギリシャ支援は終了」
ムーディーズ、依然としてイタリアの信用格付けを引き下げ方向で見直している などなど
ネガティブ発言続々。
ギリシャ国債の利回りが急上昇。
10年物は19.3%台とユーロ導入後初めて19%を突破!!
ちなみに1年国債の利回りは72%台。
完全にデフォルトしてます。
8月はアメリカのネガティブ材料一色に染まっていて、
ユーロにあまり話題がなかったように思いますが、蓋を開ければこれです。
追い打ちをかけるようにドイツフォアポンメルン州で4日行われた州議会選挙で
メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)が
野党第一党の社会民主党(SPD)に敗れたことも
大きいのではないかと思っています。
メルケル首相の支持率はガタ落ちだそうですが、
ドイツが混乱すると誰がギリシャを救うのか?って心理に傾きやすいのかと。
昨日のブログにも書きましたが、第2次ギリシャ支援が危うくなっている原因とされる
フィンランドの担保よこせ問題。
この担保って現金なんだそうです。
ギリシャは土地や不動産は担保として差し出せないとしているため、
じゃあ現金でってことらしい。
つまりEUがお金をギリシャに貸すたびにフィンランドだけにお金が入ると?!
これ、街金高利貸しシステムと同じじゃないの・・・?
先に利息分抜いって貸す、みたいな。
そりゃ他のEU諸国は納得出来ませんよね。
揉めるはずです。
ユーロは今回ばかりは1.400台を回復できないのでは。。。
ああ~乗りそこねた。
それからポンドも弱いわけですが、ゴールドマン・サックス・グループとシティグループが
イングランド銀行が早ければ今週にも資産買い取りを再開する可能性がある――。
との見通しを出しています。
銀行の資金調達コストが上昇していることを背景に、
英中銀が今月の政策決定会合で行動に移すこともあり得るとみている。
今週なかったとしても次回、10月に量的緩和策が拡大される確率が「非常に高い」そうで、
こうした見通しも現在のポンド安に繋がっているんでしょう。
BNPパリバも、英中銀による資産購入の規模拡大は
「あるかどうかが問題ではなく、いつあるのかが問題だ」とし、11月となる公算が大きいと予想。
JPモルガン・チェースは量的緩和再開を来年2月を見込んでいるものの、
経済データがさらに悪化した場合、11月に前倒しされる可能性もあるとしています。
というわけで、春くらいから言い続けてなかなか現実とならなかったドル高局面が
いよいよ本格的に始まりそうです。やはり9月なのか、例年9月は危険がいっぱいですね。
今日RBAオーストラリアは動かずでしたが、
BOEが動くとの予想。
SNBは無制限介入を発表。
さて今週日銀は動くでしょうかねぇ。
あ、ECBのトリシェさんの発言も注目。
まだまだここからです。
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