2011年10月28日金曜日

ユーロが急騰しています。
といいますか、ドル円も史上最高値更新しながらジリジリと円高圧力を
強めていますので「総じてドル安」だと言えます。
あるいは「リスクオン相場に勢い」とでも言うのでしょうか。

EU首脳会議の包括的救済策合意内容は昨晩から五月雨式に
報道があり、昨晩は交渉難航で話し合い一時休止などという
ニュースもあって必ずしもマーケットが歓迎する結果に終わるというムードでも
なかったのですが(シュタルクECB理事の「グローバルな危機は、
終わるにはまだ程遠い」とかなんとかネガティブ発言でユーロ急落局面もありましたし)
どうやら「中国」が出てきて一気に地合いが好転したようです。
私が寝ている間に・・・・。

※チャイナ・デーリー:欧州連合(EU)当局者の話として
ユーロ圏の財政・金融危機の拡大を阻止する包括策の要であるEFSF強化に向け、
中国など主要新興国が国際通貨基金(IMF)を通じた出資に原則的に同意したと伝えた。

また、EFSFのレグリング最高経営責任者(CEO)は28日中国を訪問し、
同国側とEFSFの資金調達に関する協議を行うのだそうです。

合意内容云々より中国が本気で支えに来るという心理的要因による
壮大なショートカバー祭りとなっているのではないか・・・・という気がしないでもない。

一応合意内容を記しておきます。

■EFSFの拡充
レバレッジを通じて数倍に拡大し、EFSFを1兆ユーロ規模にする
具体策未定

■ギリシャ向け債務減免(ヘアカット)
民間債権者がギリシャ債の50%減免受け入れ
EU指導者はギリシャ債の50%減免で合意承認

■銀行資本の増強策
銀行の資本増強で合意、中核的自己資本比率を2012年6月末までに9%に引き上げる

足元は材料出尽くし?中国ネームへの期待でユーロショートが買い戻されており、
一部にユーロドルロング推奨の外銀の名前も出てきていますので
ユーロが非常に強い地合いとなっています。1.4200くらいまではありそうね。

しかし、今回の合意内容のギリシャ債券の50%の債務減免は今後に禍根を残す決定。
資金調達が困難となった欧州の金融機関は貸し渋り、貸し剥がしに動くだろうとして
今後中期的に欧州経済の、そして新興国の景気減速を招くことを指摘する声も少なくありません。
ユーロドルは1.42台まで上がれば売りたいですね・・・・。
しかし、これほど上がるとは思っていませんでした。

また、ユーロが高いのはショートカバーだけではなく
ドル売りがあるのではないか、という話もあって、
先週からにわかに盛り上がってきているQE3の議論。
11/2~3のFOMCでQE3実施が発表されれうという市場の期待が反映されているというもの。
QE3実施ならドル安です。ドル円がジリジリ円高なのも、無関係ではないように思います。

あ、一応記しておきます。
■本日の日銀の金融政策決定会合では
リスク性資産も購入対象にしている資産買い入れ基金を5兆円増額し、
総額55兆円とする追加の金融緩和策を賛成多数で決定しました。
今回の増額対象は、すべて長期国債。
緩和策発表に併せて介入を実施するのではないか、という一部のし上の期待に応えることはなく
緩和策のみの発表に市場が失望したための円高加速の側面もあるかもしれません。

さて昨晩には利が乗っていた豪ドルショートポジションですが、
やはり利食っておくべきでした・・・・。
全く方向を読み誤ったとしか言いようがないですけれど、
今朝起きたらコストまで戻った所でポジションは消失し(損失はゼロですが)
昨日の安値からはなんと2円も上昇しているんですものね・・・(´・ω・`)ガッカリ…

夕方ユーロドルを1.4053ドルで買って1.4103で売るというデイトレには成功しました。
もっと上がりそうですが、ここから追いかけて買うのは怖いですね。。
買ってもビビってすぐに利食いそうです(笑)
ユーロ円なんかも伸びそうなんだよなあ・・・
ダウ平均は12000ドル台回復ですか、そうですか、、、、。

しかし、この堅調な地合いも来週のFOMCに向けては神経質な相場に変わりそう。
ここから上は伸びにくい水準に来ちゃったんじゃないかな。
でも、超短期、目先はユーロドル1.42ドルダウ12250ドルくらいまでありそうですけれどね・・・

しかしながら次の戦略はこのお祭りの高値をどこで売るか。
今夜は難しそうですが明日以降のテーマとしたいと思います。

人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社