2011年12月1日木曜日

昨日はお仕事中に中国が預金準備率を12月5日から0.5%引き下げると発表。
クロス円が急騰し典型的なリスクオン相場が到来したわけですが、
仕事してて流れに乗れず。(言い訳)
しかし中国は約3年ぶりの金融緩和に踏み切ったわけです。
このインパクトは大きい。これは決してポジティブな意味ではありません。
世界中どこもかしこも緩和緩和緩和なんです。
ひとり気を吐き続けて来た中国が成長引き締め策をとっていたのですが
その頼みの綱 中国までもが緩和なんだ・・・・。
一時的にはリスクアセットが買われる可能性はありますが
全力で買い向かう相場でないことは誰しもが承知の相場なんじゃないのかな。

まあ、中国ネタだけじゃなくて今一番気がかりなのは欧州ですものね。
昨日は忙しい夜でした。
FRBと世界の主要5中央銀行がドルスワップ協定により
ドル資金供給の金利を50ベーシス引き下げで合意し、流動性の供給を促進のニュース。
FRBアメリカとECB欧州・BOJ日銀・BOE英・BOCカナダ銀行・SNBスイス
でと6中央銀行ですね。これはサプライズでした、タイミング的に・・・。

この決定で
ECBがEFSFに直接融資するとか、
大規模な量的金融緩和に踏み切るとか、
欧州問題への関与を深める序章であるという見方も出てきており、
市場には一時楽観が広がりましたが、
今日はその流れを継続しているとは言い難いですよねぇ。

要するに、金利を引き下げドル供給の拡充をすることは
金融機関の資金繰りが安定するという意味ではプラスでも
欧州のソブリン危機の本質の改善につながるものではないということで、
今日日銀の白川総裁も時間稼ぎに過ぎないと言った主旨の発言を
していました。 

その欧州問題、次の焦点は12/9のEU首脳会合ですが、
思い返してみると10/29の首脳会合に向けては
会合への期待からユーロが大きく買い戻されるも
会合後の29日以降は失望からの売りに晒されてました。

ですから今回も9日に向けて上がるような相場になれば
その高値を売ればいいのではないか、という2匹目のドジョウを狙った
シナリオも描けるわけですが、皆の記憶に残るような分かりやすい
相場が繰り返されるとも思えず・・・。

28日の財務省会合後、ユーロ圏財務相会合議長のユンケル首相は
「状況が変わった」と言ったとか何とか・・・。
当初予定していた1兆ユーロ規模への拡大が厳しいと認識を示しています。
ようするにハナから9日に期待など盛り上がらないかもしれないということ。

そして明日は雇用統計です。
事前予想平均は
NFP 12万 (前回は8万人)
失業率9%(前回と変わらず)

予想は悪くないんですね。
前哨戦とされるADP雇用者数(昨夜発表)は
事前予想13万人に対し20.6万人と相当な好結果。
この流れでいけば悪くないという楽観が剥げ落ちた時が
怖いですね。一気にリスク資産が売られる可能性も。

予想に近ければ瞬間乱高下して結局は行って来いかな。
予想よりいい、なんてことも可能性としてはゼロじゃないですが、
その場合はリスク資産がバーンと上がると思います。
個人的にはそうなるとは思えないのですが、
このシナリオに期待していて、そうなった場合には
その高値を売り参入したい。。。と考えています。
売りたいから上がって欲しいってことです(笑)
今週もう4日も続いているリスクオン相場は今週末まで、
来週からまたリスクオフに戻る、なんてわかりやすい
動きにならないかなぁ。

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