NZ円、豪ドル円のチャートを見ていると
「こんなに上昇したんだ、そろそろ下がるに違いない」
そんな値頃感から「売り」を仕掛けたくなってきます。
65.30円という高値で飛び乗ったNZ円ですが、今朝67.30円近辺まで上昇しました。
あんな高値で買ったのに2円も取れた・・・・はずなのですが、
さすがにちょっと怖くなって先週金曜の夜寝る前にNZ円ロングは手仕舞ってしまったの。
仕切りは66.24円。100Pips以下に利益を縮小してしまっているので
結果としてはまたしても利食いに失敗したという感じ・・・。
ギリシャの第2次支援を巡って確約書がなくなったとかなんとか茶番劇があった先週ですが、
第2次支援が決定しないまま、つまりギリシャネタがくすぶったまま週末を迎えたため
週末リスクが怖いなーと思って手仕舞ったわけですが、
それならばユーロドルロングも手仕舞うべきで、ユーロドルは保有したまま
NZ円だけを手仕舞ったのにはやはり私の中に「値頃」という感覚が存在しており、
その値頃感からそろそろ怖いという意識が強まったからです・・・。
しかし、今起こっていることは「過剰流動性相場」
英国、アメリカ、欧州ときて先週の日銀のバレンタイン、追加緩和策発表。
金余り相場なんですよね。
ギリシャやイラン情勢などなど不確定要素てんこ盛りなのに
そんなものはお構いなし。とにかく出遅れていたものを中心に
凄まじい買いの相場が始まっているんです。
値頃感ってのが最も危険な相場。
行くとこまで行く相場に入っているんですよーーー。
それってどこまで?!
って誰もわからないチキンレース。
ターゲット云々の相場ではなく、
何がキッカケで終焉する祭りなのかを探りながら
流れにならなきゃダメなんです。。。。
って事がわかっていたのに、先週末利食ってしまったため、
月曜の窓開けギャップアップ相場分を取ることができませんでした。
まさかあのタイミングで中国が預金準備率の引き下げを実行するとは。
いつも不意を突いてくる中国ですが、この過剰流動性相場に油を注ぎました。
NZ円のギャップアップ分が取れなかったのは悔しいですが、
ユーロドルは持っているから、まあいいか。
ギリシャのデフォルトリスクを気がかり材料として
この相場に売り向かっている向きもあるかもしれませんが、
ギリシャは短期的視点では救済されるでしょう。
だってメルケルさんがそう言ってますもの・・・。
今マーケットが見ているのは「リスク」ではありません。
先週の大倉さんのYMTV「本音で言わせて」で
地雷原を行く、という表現がありましたが、地雷(ブラック・スワン)はそこらじゅうに
潜んでいるのですが、目をつぶって乗らなきゃソンソン、って相場なんですね。
ただ、いつ突然に終わりを迎えるかはわからないのですけれど。
というわけで、本当はもっとリスクアセットを買っておけばよかったな、と
思っているわけですが、私は崩壊は意外と近いと思っているので
売りで大きくとるチャンス到来でもあると考えています。
短期的にはロングを回転、中長期では売り場探しですね。
ダウは13000ドル台です。もう売り上がってもいいかなと思う水準なのですが、
そう思う内はまだまだ。お手上げ、ここまで上がっちゃうの?!という極みまで
売り仕掛けはじっと勝つことにします。
という訳でユーロドルはもう少し温めるつもり。
今日ギャップアップした分、今週は若干軟調な相場になるかもしれませんが、
調整があった後はまた買われるでしょう・・・・。
いろいろ新しい情報やお話しを伺う機会が多くて
ホントはもっともっといろいろ書きたいのですが、
いつも飲んで帰ってくるのでそんな力が残っていないのです。
んーもどかしい。
お休みなさい。
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