2012年2月24日金曜日

昨日発表された1月の米中古住宅販売件数。
前月比4.3%増え、季節調整済みの年換算で457万戸に
これは2010年5月以来1年半ぶりの高水準、在庫は約7年ぶりの低水準に減少と
「住宅市場の復調が始まったことを示唆する内容」なんてコメントもありましたが
エコノミスト予想の465万戸には届いていません。

アメリカでは、新築住宅よりも中古住宅市場の方が規模が大きいため、
住宅指標の指数として注目度が高いとされています。
しかし12月の数字が大幅な下方修正されているためそれによる反動増との指摘も。

それでも1 月の住宅着工件数が良かったじゃないか、
米国の住宅指標は改善傾向、これは明るい景気回復の兆しだよ、と
かなり前向きに捉えている向きもあるのですが、
中味を見てみると集合住宅(賃貸ですね)が8.5%増な
のに対し
主力である一戸建ては1%減少しているんです。
つまり一戸建住宅購入から賃貸物件へシフトする構造変化ということですね。

これは住宅着工の推移です。2008年までとそれ以降では桁が違うことがわかります。
どんなに改善しているといっても50~70万戸をウロウロ。
金融危機以前15年間1度も100万戸を下回ったことはなかったのに、です。


今日ある方から頂戴したレポートによると
アメリカ住宅市場は足元で175万戸が空き家となっているとのこと。
通常は124万戸前後と言われておりこの数字は供給過多。

しかしながら住宅価格はピークから名目で3割も下落しています。
物価が緩やかに上昇したことを加味した実質では4割近くの下落となるのだそう。
結果現在1200万件(全体の5分の1)の住宅ローンが債務超過状態。
バンクオブアメリカのアナリストは今後4年に800万戸が差し押さえされ、
更に7%は下落すると警告しています。

2007年ピークまでの5年間の米経済の成長の大半は住宅関連によるもので
過去の米国景気の回復の多くは住宅建設の回復によって支えられてきたと
言われています。過去70年間上昇継続した住宅神話の崩壊が起こっているのです。
この住宅セクターが本格的回復を見せない限り
アメリカの景気回復はないと思われ、現在の株高、楽観は
どう考えても「過剰流動性マネー」によるものと思っています。
でもこの相場乗らなきゃ損ですよね、スケールの大きいバブルが形成されようと
しているんですものね・・・。

昨日作ったユーロドルSポジションは1.3275で切りました(/_;)
まさか1.3340レベルまで騰がるとはね。
(ヘッドアンドショルダーならず?!)

レンジブレイクならこの流れについて行くしかないのですが、
下げてきました。私の損切りレベルまで。(T_T)

この先ユーロ買いでいいのかなぁ・・・。
過剰流動性相場ならユーロはどっちなんだろう?
ドル安円安 ユーロ高。。。買いだよね、多分。

ドル安円安はリスクオン
ドル高円高はリスクオフ

という関係性がこのところちょっと崩れてきてはいるのですが・・・。
円の独歩安だったりしましたからね。日銀チョコ以降。

という訳でギリシャ支援合意でドテン売りしたユーロショートは失敗。
素直にクロス円をロングしようかな。
高すぎるなんて値頃は無用な相場だものね。
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