2012年2月17日金曜日

やっぱりまだまだリスクオン相場継続かしら?

ユーロドルロングを手仕舞って、
そして昨日は寝る前にキウイ円を65.43円で売ってみました。
ダウも13000ドル目前で頭が重くなっているし、
日銀の追加緩和効果も限定的なんじゃないか、
そんな気がしてきて、
ダウと同じようにリスクテイクで買われてきたオセアニア通貨も
頭が重くなってきていることが気になってきたのです。

豪ドル、キウイドルなどが最近頭が重くなってきており、
ユーロドルも下落していることからドル高が来ているんじゃないか、
であれば、豪ドル、キウイも一旦調整がはいるのでは?
と思ってキウイ円を売ったわけです。

反省・・・素直にキウイドルを売るべきでした。

だって、ドル高ならドル円が強いわけで、
クロス円はドル円に連れて上がっちゃうものね・・・。

このあたりの甘さは相変わらずですけれど、
それでも昨夜売ってから今日は60Pips強程度は
利益が乗ったんですよ。
 瞬間64.65くらいまで安値があったみたいですもの。
キウイ円を売った理由としては
日足チャートでみると大きな上ヒゲを付けていたことが
いかにも下がりそうなチャートに見えたのです。

でも、しめしめ・・・と喜んでいたのも束の間でした。
夕方以降下げ止まり、上昇に転じてきました。
ドル円が下げないのです。というか、上昇してきたのです。
78.90銭台にまで乗せてます。

具体的に何が材料で・・・・と言われれば日銀の追加緩和から
海外勢が本気でドル円を買ってきているって感じなんでしょうけれど、
(クロス円はこれに連れて騰がる)
先程23:30すぎくらいからはユーロドルまで大きく上昇してきました。

米著名レポートが『PSI交渉が来週月曜日までに合意される』との見通しを示した
という報道がありますが、著名レポートというと思い浮かべるのがメドレーですが、
さてどこのレポートなんでしょうかね。
ギリシャが緊縮財政を確約するところで揉めて第2次支援がスムーズに行われるか
否かでドタバタ劇が繰り広げられていて、すっかりPSI交渉がどうなっているのか
霞んでいましたが、民間とのヘアカット交渉に合意ということになれば
この交渉も長引いただけにその安堵感は大きく、それなりのユーロの巻き返しに
繋がるだろうと思われます。それでユーロが反転してきた、ということですね。

ユーロの反転、クロス円の反転、そしてダウも今夜は強いようです。

先程発表された新規失業保険申請件数は34万8000件、
市場予想平均の36万5000件程度よりも強い結果。
失業保険継続受給者数は342万6000人と市場予想平均の349万人よりも少なかったこと、
そして1月の米住宅着工件数が年率換算で69万9000件と前月比で1.5%増加、
市場予想平均67万5000件程度を上回ったこと、
また、フィラデルフィア連銀の2月の製造業景気指数(フィリー指数)が10.2と
1月の7.3から改善、市場予想平均の9.0を上回ったことなども
ダウを下支えしているものと思われます。

ということで、今夜はキウイ円を65.30円でドテン買に変更。
キウイ円ショートの利益はわずか15.6Pipsまで削られてしまいましたが、
損失になる前に手仕舞い、まだリスクオン継続とみて買ってみたのです。
おまけにユーロドルも1.3028ドルでエイヤーと飛び乗りって買ってみました。

ただ、キウイ円はこの高値圏です・・・あまり粘らず利食わないと危険だね。
私は基本的にこの市場の楽観の極みでドカーンと売りたいと思ってますもの。
ただ、そこまで待てないのでちょっと買ってみた。
ユーロドルはもう少し下げると思ってみていましたが、、、
PSI交渉合意の報が本当に飛び込んでくるならふたたび1.33ドル程度まで
(レンジ高値)上昇することはあるだろうと思います。
ただ、1.30を割り込むようなら即撤退。

やはり今回のキウイ円でも利食いどころを失敗してます。
もっと下げると思っていたので完全に中期的見通しを間違えていたわけで
それであれば怪我をしなかっただけまし、とも取れるのですが、
一時は60Pips程度の利益になっていたことを考えると・・・。

まだまだ勉強は続きます。

人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社