2012年3月20日火曜日

本日(19日月曜)夕刻、米国株先物が急落し
(といってもダウ、SP500ともに100ドル未満)
ドル円も83円を割れるか否か、という水準にまで
下落しました。クロス円もドル円の下落につれて
大きく下がったのですが、、、、
結局は下落分を取り戻す上昇となっていますね。

2/14日銀のバレンタインチョコ(追加緩和発表)、
2/29FRBバーナンキ議長の原油高懸念(ドル安牽制)
3/13FOMC追加緩和期待後退

などの「日米中央銀行の連携」か?とも思えるドル高政策によって
ドル円はこれまでの円高トレンドがドル高へと大転換しており、
この修正がなかなか入らないでいます。

ドル円の大転換は受け入れざるを得ない・・・・けれど、
ここから買えないわ。押し目がなさすぎて。
だからちょっと崩れる方にかけて売ってみたのよ。
なんて声も多い中、今日の夕方のような下落では
それっやっと大きな修正キターーーッ。とばかりに
大調整への期待が高まったりするのですが、
83円割りませんでしたね。

売り方にはどうも腑に落ちない相場になっているように
思うのですが、VIX指数(恐怖指数)が14.47と
金融危機後の最安値にまで沈み、超楽観的な
リスクオン相場となっているのですから
この流れに逆らうのは愚かな戦略だということになります。

ではこんな超楽観がいつまで続くのか、ですが、
こんなコラムを見つけました。
【コラム】ウォール街がクラッシュする10の理由

ガイトナー財務長官とその妻が我々に警告した。
ティム・ガイトナー氏はWSJへの最近の寄稿
「Financial Crisis Amnesia(金融危機健忘症)」で、
ウォール街とその関係者がいかに中毒で愚かであるかを
はっきりと示した~ そう、ウォール街は健忘症だ。
金融危機の教訓と数百万人のアメリカ人に与えた損害を否定し、
それらが見えない重症患者だ。同じことはまた起きる。
それもすぐに。なぜなら、財務長官の「診断」によれば、
「健忘症は、金融危機の原因となる」からだ。

これは金融街の中心人物であるガイトナー氏とその妻でさえ、
この超楽観に違和感がある、ということを知らしめるものですので
一読あれ。

細かく書くととりとめが無いのですが、
ポイントとなりそうなのは4~5月。
もっと早ければ3月中にも
この相場の転換があるという示唆も。

大倉キャプテンが「地雷原」とよんだ健忘症のリスクテイカーへの
爆弾はそこらじゅうに転がっています。

ギリシャへの支援が無事に行われることで
20日の大量償還がこなせることがすっかり懸念払拭のような
ムードとなっていますが、これで大丈夫なわけがありません。

欧州リスクの次の焦点は
ファイアーウォール(欧州版IMFと言われるESMセイフティーネット)の拡充、
そして3/2にEU首脳会議で決まった新財政協定が
EU各国に置いて国民、議会の合意を取り付けることが出来るか、
という、これまた非常にセンシティブで困難な課題であり、
すでに頼みの綱となっているドイツ議会が6月までは動けないと
表明しているなど、前途多難。
アイルランドは国民投票にかけるなど
明らかに無理であろう選択肢で合意を取り付けようとしているようですし、
選挙が近いフランスでもサルコジ劣勢で
対抗馬のオランド氏が当選すれば「新財政協定」は再交渉が
必要だとの表明をしております。

新財政協定の各国の合意に疑問符、
そしてESM,EFSFなどのセーフティーネット拡充が
スムーズに行かないなどのニュースが出れば
これは明らかにユーロのネガティブ材料となるでしょう。

現在、アメリカと日本の取ったドル高円安政策で
(欧州のLTROなどの政策も過剰流動性相場の背景にありますが)
イケイケどんどんのリスクテイク相場となっていますが、
まだ欧州に残る火種がこの相場を崩す事になる可能性があることを
お忘れなく。
そしてこれほど指標が改善し、景気の回復が見られるとして
楽観的になっているアメリカにも大きな問題が。
だからこそ、プライマリーディーラーはまだ「QE3実施予測」を
変えていないのです。この状況でもさらなる緩和策実施を
予想する理由はなんでしょうか。

今日は力尽きましたのでまたそのうち書きます。

今日は1.6070ドルでオージードルを
0.8236ドルでキウイドルを売っています。

現在のところアゲインスト(´・ω・`)ショボーン
理由はバーナンキに逆らうな、でドル高がまだまだ続くと
思っているからですが、ドル円が下がりきらないのも
行くところまで行く、4~5月までこの楽観と米当局の
ハンドリングの効果があると見ているといったとこでしょうか。

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