2012年3月13日火曜日

久しぶりに日本時間に為替市場が盛り上がりました。
・・・・値動きじゃなくて。
関係者の関心が高く、私のTwitterのタイムラインが同じ話題に溢れていました。
皆が固唾を飲んでその発表を見守っていたのが「日銀の金融政策決定会合」

日本の政策発表がこれほど注目を集めるようなことになるなんて。
海外勢が日本をテーマに仕掛けたい機運に乗っておりますので
海外勢からの関心も高かったのですが、日本勢の関係者(YEN蔵さん)が
発表前にトイレにもいけない、と呟いていたくらい。

トイレにも行けないのにはワケがあって、発表が遅れたんですよね。
意味もなく。だから焦らされている間、なにか凄い緩和策の発表があるんじゃないか、
って期待が高まっていたのですよ。

ところが蓋を開けてみれば何もなし。
金融政策の現状維持で失望の円買い、そして株売り・・・。

というのも前回、2月14日の政策決定会合では
1%という明確な物価安定の目処を掲げて追加緩和に踏み切っており、
デフレ脱却に向けて日銀がいよいよ重い腰を上げ、本気になったと海外勢は高く評価していたんですよね。
日本勢はこの発表に反応鈍く、マーケットはほとんど動かなかったのですが、
その後の海外市場では円安、株高が進行、その日をキッカケに大きく動いているのです。

というわけで、本気なら継続して今回もなにか大きな発表があるだろうと期待していた向きも
多かったということのようですが、発表の時間が意味なく遅れて市場関係者を疲れさせた挙句に
何もないというのはやはりというか、らしいというか(笑)

発表後は日本株売り、円高ふれていましたが、夕方になって
ドル円は下げた分を取り戻してさらに円安が加速中。
ドル円は新値更新していますね・・・。
白川日銀総裁が
「2月の緩和強化、3月の成長支援強化で日銀の行動、メッセージは明確」などと発言
したのを評価する動きだと指摘する声もあり、
時間的にみてやはり海外勢が円売りに動いているということですね。
日本時間に反応鈍く、海外時間に動くのはいつものことですが、
本邦当局の発表内容を受けた値動きが日本勢が先取りすることが
出来ないというのは日銀への信認が低いためなのでしょうか。

そして今夜はFOMC。

雇用統計が良かったからなー。
今回のFOMCにおいてはQE3への期待なぞハナからないですけれど、
景気認識とインフレに関する声明の文言の変化に注目です。
2/29にバーナンキ議長は原油高について言及しており、
4ドルにも近づいてきたガソリン価格が米国経済の先行きの懸念材料であることを
認めたわけで、この原油高を抑制すべく、ドル高に誘導したいという思惑があるのでは、
と指摘されております。
つまり今夜のバーナンキ証言でもインフレについて言及があったりすれば
ドル買いとなりやすい、と考えておくのも必要です。
夕方からのドル円でのドル買も、ひょっとしたらすでに市場の関心が
FOMCに向いているということなのかもしれませんね。
ユーロドル、オージードルなんかでもドル高となってきています。

ちなみにこれだけ米系指標が良くなってきていても
プライマリーディーラーのQE3実施予想が高いままです。
きっとこの好調の裏に恐ろしい現実があるのでしょう。なんて。

というわけでオージードルを売りました。1.5471ドル。
待っていた戻り売りに成功?!
売った後順調に下げています。
ダウも売り増そうかと思っています。
今日は結構いろいろな市場の変化日なんですよね。
要注意日。

ここからはドル高が市場のテーマとなっていく、と思っています。
それだけ、2/29のバーナンキ証言は重かった、ということです。(多分)

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