ダウショートを手仕舞ってからは、一度戻り局面があってもいい構えで見ているのですが
なかなか戻らずじり安・・・となると再度売りたくなってきたりします。。。
しかし、ここでまた戻りをまたずに売れば後悔することとなるだろうことは
なんとなくこれまでの経験則からわかっているので、我慢してみています。
NY時間序盤、4月の米住宅着工件数が71万7000件と
市場予想平均の68万5000件を上回ったことを受けて
一時ドル円も80.56円まで上昇、ダウも上昇に転じましたが、力弱く。。。。
というのも同時に出た4月の建設許可件数が71万5000件で
市場予想平均73万件を下回ったりもしてましたので上値が重かったようです。
ギリシャの政局の混迷も、明日16日に再選挙実施のための選挙管理内閣を
発足させる準備をするということで各党の再会合が行われますが、
ここで急進左派連合がどういう姿勢で望むのかが気がかりで
ユーロを大きく買い戻す事もできず、かと言って再選挙決定!!という衝撃は
昨晩火曜に織り込まれてしまったし、ここから下値を売り込む事もできず。
■今夜は英中銀四半期インフレ報告が発表されました。
深刻化しているユーロ圏債務危機が英国の景気回復に対するリスクとなっているとし、
短期的なインフレ見通しを上方修正しています。
ただ、中期インフレ見通しは下方修正(予想外)
※インフレ率が少なくとも今後1年間は2%の目標を上回って推移するが
向こう2年間のインフレ率は約1.6%になるとし、2月の前回報告で示した
1.8%見通しから下方修正。
※経済成長率について、現時点では2.7%近辺に回復しているとの見方を示し、
前回見通しから約0.3%ポイント下方修正。
(インフレ高進に加え、信用ひっ迫と公的支出削減が圧迫要因になるとしている)
キング総裁は、追加刺激策の実施は依然として選択肢の1つとの考えを表明しています。
今回、中銀が向こう2年間のインフレ見通しを予想外に引き下げたことは、
必要があれば追加策を実施する構えであることを示しているとの指摘も出てきています。
というわけで今夜はポンド売り。
これまでポンドはヘッジファンド勢など投機筋による「避難通貨」になっていたのだそうです。
避難通貨?!
・・・・・ユーロは買えないし(投機筋はむしろ売っているし)
円は日銀の緩和があって売りだったわけで、安心して置いておける通貨ではなくなった。
豪ドルは中国の需要後退、リスクオフ時に最も下落幅が大きい通貨で売り転換中。
となると、米ドルかポンドって消去法的な発想なんでしょうけれど、
あ、あとインフレ率が高いってことは利上げにも最も近い通貨ってことでもあるし、
ってことでポンドが避難通貨ってわけでしょうか。。。ねぇ。
でもこれまでポンドは強かった。
でも今夜のインフレリポートでその投機筋の買いもはげ落ちてくるのかもしれません。
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