2012年9月18日火曜日


市場はひとつのイベントが終了すると、
早速次のイベントにテーマをシフトさせるものです。

イベントが無い市場はトレンドが継続しますが。

イベントというのは今週の日銀の金融政策決定会合です~

FRBが積極的な量的緩和策を発表したことでドル安が進行していますが、
ドル円相場に限っては、円安ドル高となっています。

先週の円高局面で日銀によるレートチェックがあり、
急速に介入警戒が強まっていますが、
同時に、アメリカがあれだけの緩和策を打ってきたために
このまま放置すれば、さらなる円高ドル安進行が懸念されることから
今週の日銀の金融政策決定会合では、なんらかの緩和策が
打ち出されるのではないか、という思惑も広がっているのです。

ドル円相場は今週、日銀の動向に大きく動きそうですね。
何も出なければ失望で円高進行となります。
何か出れば、短期的には大きく円安となる可能性大。

これまでの予想は来月の日銀の展望リポートと合わせて
緩和策を出すだろうとされていたのですが、
QE3を受けてにわかに今週の予想も高まっているという状況で
予想は拮抗しているのですが、今週はやらないと見ている向きも
多い為、今回緩和策が出れば相応の円安は期待できるものと
思っています。

ただし、やるか、やらないかを予想して今からヤマ張って
ポジションを作っておくというのはおすすめできません。
それって博打と一緒のやり方ですもの。
日銀がどう動くかを予想したって関係者じゃなければ
誰にもわかりません。

QE3だってやるかやらないか、という議論は不毛だったでしょ。
やった!!ってことはドル安だな。
と発表後どう動けるかが肝要なのです。

発表後どう動くかを想定しておくことが重要のなのです。

さてFOMC直後、QE3実施ということはドル売りだ-!!と
乱高下の安値ど仕込んだユーロドルは先週金曜の夜中に
手仕舞いました。
1.3155ドルで全部!!(コストは1.2891 1.2899)

半分残そうかな、、、とも思ったのですが、
予想より上げ方が急だったので、週明けには調整もあるかな、
と思って。押したらまた買おうと思っていますが
週明け月曜、それほど押し目が深くないですね。
このまま押し目待ちに押し目なしで上がっていくかもしれないな・・・。

それほどに今回のアメリカの決定は大きいってことなんですね。
すでに1.34くらいまでの予想が出てきているようです。

今はテクニカル的にも入りやすいチャートではないので
様子見です。ユーロ高、ドル安目線で今週も買い場狙い。

ドル円はイベントリスクが高いため手を出さないでおきます。

あ、それと大倉キャプテンは
中国との尖閣問題もドル円に影響があるというシナリオも描いているようです。
注目は満州事変があった18日だとか。
YMTVではプロがこうした様々な視点から為替相場を見ているということを
いろいろ学ぶことができます。大倉キャプテンの見通しは本当にスゴイですよ。


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