2012年10月2日火曜日


米サプライマネジメント協会(ISM)が先ほど発表した
9月製造業指数は51.5と市場予想平均の49.9を上回ったことを受けて、
ダウ130ドル高…?!

って流れを受けて、豪ドルもちょっとリスク・オン気味に動いているようですが、
今日月曜の午前中の流れでは豪ドル下がっていてくれていて
調子良かったんだけどなぁ。(オージーショート継続中)
まだ上下ありますね。

明日はオーストラリアの政策金利発表があります。
RBA金融政策会合。金利市場では0.25%の利下げを
70%程度織り込んでいるようですが、
ロイターの調査では19人中13人が金利を据え置くと予想しているようですし、
オーストラリアのエコノミスト28名への調査では9名が利下げ予想とのことで、
金利市場とエコノミストの見方が割れている感じね。

私が豪ドルを売っているのは利下げあり、を期待してのことではなく、
中国失速で豪ドル失速というもっと大きなテーマですので
あまり気に留めてはいないのですが、
それでも利下げがなかった場合の豪ドル上昇リスクは考えておかねば。

その中国は国慶節に入ってお休み中ですが、
中国の9月の製造業PMIが2ヶ月連続で50割れというのが出てきました。
これ、調査対象期間が尖閣諸島問題を巡る日中関係悪化はあまり
織り込んでいないとおもわれるために、この問題が長期化すれば
先々の数字の悪化にも懸念が出てくることになりますね。
これは中国ばかりではなく日本の指標にも。
今日日銀短観が出ましたが、悪いですものねぇ。。。。
それでも今回は予想よりはマイルドな悪化なんだとか。
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPTYE89002R20121001

さて先週末はスペインからストレステストの結果が発表されました。
資本不足額が予想範囲内だったことからまずは安心ってムード。

早速、米格付け会社ムーディーズは、
資本再編により銀行の支払い能力が大幅に高まることと、
資本再編は銀行システムに対する市場の信認回復を支援する、
としたポジティブな見方を示していますが、一方で、
この結果に懐疑的な見方が広がる可能性も指摘しています。
信用できんの?!って言ってるみたい…。
でも、ひとまずスペイン国債がジャンク級に格下げされるのでは?
という足元のリスクは後退していますね。

今日ユーロが戻り基調にあったのはこのリスクイベント通過でしょうか。
まだ、押し目買い全力出動!!ってムードでもないけれど。

今週は雇用統計。
今のところNFPが11万5000人増、
失業率は8月から0.1%ポイント悪化して 8.2%に達すると
見込まれているようですが、まだ雇用統計相場にはなっていない感じ。
勿論、QE3の効果なんかまだ出やしないんだから
それほど過度な期待があるわけじゃないですけれど
大統領選挙控えての雇用情勢ってのはやっぱりマーケットは
意識せざるを得ないでしょうね。

私はまだ雇用統計に関してはノープラン。
それよりも、9月12、13日のFOMC議事録が前日4日に
公表される事のほうが興味大。
前回の議事録はマーケットを大きく動かしましたものね。
だからといってどんな戦略があるわけでもないのですが。

単純にドル円は買い、豪ドルは売り、ユーロドルはわかんない。
今の相場をそのように見ていますが、
イベントもそれなりに意識はしています。('-'*)エヘ
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