2013年10月7日月曜日

金曜4日に雇用統計は発表されず。
しかしマーケットは下げ止まっています。
金曜のダウ平均は76ドル高の15072ドル。

共和党の下院議長ベイナー氏がデフォルトは回避すると発言したことから、
米連邦債務上限引き上げ問題に対する警戒感が後退した模様。

ドル/円も96円台にまで下落していましたが、週末は
97・40近辺まで上昇して引けています。

オバマケアが焦点で民主・共和党ともに一歩も引かずという米国議会。
オバマ大統領肝煎りのオバマケアが焦点なだけに、問題は長引きそう。
しかし、議員の発言ひとつで急伸したりするのが現実で、
突然予算案合意が発表されたり、債務上限引き上げが決まって
マーケットがリスクオン一色に染まる時がくるんじゃないかって
警戒もあって、おちおちショートも長期保有が怖い。

だから、大きく下落することもないし、かといって
リスクを取って買えるかというと買う地合いでもないので、買えない。

難しい相場にはいっちゃったわ。

しかし、17年前の政府機関閉鎖の時とは違って、今回は与野党一歩も譲らずの
姿勢が気がかりで「テクニカルデフォルト」に陥る可能性はあるとの
見方も出てきているようです。

テクニカルデフォルトというのは本当に借金が返せなくて国家が破綻する
という意味のデフォルトではなくて、
契約などの条項が一時的に守れなくなるという意味合いでのデフォルト。
今回の場合は予算案が決まらず、債務上限の引き上げが決められない
という事情が問題なのであって、これはいずれ決まるものとされています。

米国は債務上限を引き上げ続ければデフォルトに陥ることはないのよね?!

ただ、際限なく借金は膨れ上がっていく一方なので、
最後の最後はどうなるかわかりません。戦争起こしてチャラにしちゃう
なんてのが昔の手法だったようですが、現代では核戦争になっちゃうから
そういうシナリオは考えにくいと。。。。

その最後の最後が今そこにある危機だと考える向きは
今の事態を悲観しているでしょうけれど、そんなことは起こらないと
みる向きは、合意した際の急騰の可能性を指摘しているという状態。

テクニカルデフォルト程度の危機ならそれほど悲観することはないと。。。

今週はショートで粘るのは危険かなぁとも思っています。
でもセリングクライマックスも見てみたいとも思ったりして。

慎重にデイトレというのが今週の戦略でしょうか。

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