2014年3月3日月曜日

この週末(2月28日(金)~3月3日(月))を挟んでは、
不透明感が強まった気がして、週明けの相場が怖い…。

中国人民元の下落、ロシアのウクライナ軍事侵攻などが
マクロマーケットにどのような動きを及ぼすのかが
気になる情勢となってきています。

先週の値動きとして不気味だったのが中国人民元の大幅下落。
週間ベースで過去最大の下げ幅です。

その速度が速いことからこれをリスクオフと捉える向きもあり、
それがドル円の頭を抑えてしまっているとも見ることもできますが、、、。
昨年一方向に上昇してきた元、今回の元安は中国当局による
元安誘導であるという指摘もあって、心配する必要はないという声も。

全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議が3月5日から開幕しますが、
中国人民銀行(中央銀行)が、中国の経済成長が鈍化する中で、
元の許容変動幅を拡大し、元相場の一段の変動性を認めるとの
観測が広がっていることで、人民銀行が、そのための準備をしている、
ということで心配ないって見方。

人民銀は先週半ばから元の対ドル基準値を元安方向に設定したり、
国有銀行にドル買いを指示するなど、
積極的に元安誘導を進めていることも事実のようです。
元安につながっているという見方もあるのね。

しかし、政府誘導だから安心~♪と
楽観視していていいかというと、、、そうでもないかも、
というのが ↓ このニュース。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304380304579405953761243722.html

西原さんメールで取り上げられていました。

理由やきっかけはどうあれ、

「先週の急落を受け、元高に賭ける数十億ドル規模の高レバレッジ取引が解消されるトリガー水準に迫りつつあるとの懸念が高まっている。」

ってのが問題で、この記事の最後の下りが気がかりね。

「アジアのヘッジファンドの多くも元高に賭けていたとし、「ただ同然で利益が得られた」と述べた。しかし、元安が一気に進んだため、ヘッジファンドは直ちに売りに転じた。同氏は「この取引に安定化の兆しが見られるまで、まだ多くの痛みが生じることになる。逆張りしているファンドはほとんどなく、現時点ではどのファンドにも損失が出ている」と述べた。」

ヘッジファンドって、損失が出れば利益が出ている市場の利益確定を
して補てんするでしょ。だから、元安がきっかけで、ほかのマーケットが
売られる可能性だってあるってことよね。

そのポイントがどの水準なのかよくわからないですが、
今週は元の値動きがさらに下がるようだと、リミットが近づいてくると
いうことになりそうなので、要注意です。

もし、そういう相場が来るなら、アジアのヘッジファンドがどの市場で
利益を上げていたか?を推測して先回りして売るのも面白そうですが。
そしてウクライナへのロシアの軍事侵攻のニュースが
先週末のNYの後場のマーケットを崩しています。

28日金曜のロンドン、NYは序盤リスクオン気味でした。
19時発表の2月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値がきっかけ。
予想+0.7%に対して結果+0.8%となり、ユーロは急騰しました。

たった0.1%予想よりいいだけで?!

全く持って驚きのユーロ暴騰でした。

つまり、皆ユーロショートだったんですね。

ウクライナのゴタゴタや今週木曜6日のECB理事会では
マイナス金利導入などの「金融緩和策」が発表されるのではないか、
という予想が広がっていたことから、みんなユーロ売ってた。

で、ちょっとばかりいい数字が出たために
追加緩和の可能性が弱まったとみて、
慌てて買い戻されたってことみたい。

ユーロドルは1.3823、ユーロ円も141.11円まで上昇しています。
このユーロの上昇につられてクロス円も上昇、
欧州株、ドル円、米株も買いが入りました。

ドル円は102.29円まで高値がありましたね。

このまま上昇基調で2月のマーケットは終わるのかな...
と思われたのですが、NY市場午後にこのニュースです。

ウクライナ情勢 ロシアが軍事介入へ、米大統領は懸念を表明
http://www.cnn.co.jp/world/35044656.html

日経、米株、ドイツなど欧州株などが急激に売られ、
ドル円も一転101.66円まで円高に。。。。

日経、米株などの株価は下落分の半値くらいリバウンドした形で
引けていますが、ドル円はリバウンドも浅く、
ちょっとチャート形状が悪いような気がします…。

ドル円の日足の一目均衡表のチャートを見ると
NYクローズで完全に雲の下限を割り込んでいますので、
綺麗な三役逆転。かなり強い売りサインが出ました。

つまり、円高になりやすい形。。。。
ということで、元安、ウクライナ情勢など不安要素を
抱えての週明け、ちょっとリスクが高まっている気がしております。

週跨ぎではノーポジです。

※先週金曜はスウェーデンクローネが急騰。

この通貨もとにかくショートがたまっていたんだそうです。

そこへGDPがいい数字だったことでの盛大なショートカバー祭り。

10-12月期GDP成長率は前期比1.7%、前年同期比3.1%
事前予想は0.6%増、前年同期比1.3%増 倍以上の数字が出たってことで。

なんだかんだで、金余り。

常にどこかの市場が買われすぎだったり、売られすぎだったりして
巻き返されるって流れがこのところ繰り返されていますね。

QEマネーはじゃぶじゃぶなんです。アメリカはこれから少しづつ
(850億ドルだったものを650億ドルにする)ばらまくドルの量を
減らすとはいえ、緩和マネーをばらまいていることには変わりはないのです。

徐々に減らすと発表したことで、変調をきたしていますが、
やはり、どこかにお金は集まって悪さをしてしまうということなんでしょう。

今は米株、米債、金などコモディティにも新興国から引き揚げたお金が
流入しています。どこまで上げるか?加熱したら盛大に崩れるでしょう。

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そしてMC、モデレーターとして私も会場入りします。
http://goldfes.jp/2014/spinoff_vol2/


4月26日午後、香川・高松 かがわ国際会議場でお会いしましょう!

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来場されました方にはもれなく「金箔グッズ&株式手帳(定価1,800円、2014.4~15.3版、監修:福永博之)」をプレゼントします。

ご来場お待ちしております。


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