日銀も、展望リポートも、FOMCもノーイベント?!
※ノーイベントとは、
相場を動意づかせるような材料にならなかったってこと。
まずはさっき出たFOMC
◆資産購入プログラムの長期国債とMBSの買い取りペースを
月額で50億ドルずつ減額することを決定。
昨年12月から4会合連続での量的緩和縮小で、
規模も長期債とMBSあわせて100億ドルとこれまでと同じ。
これでQE3は月額850億ドルから450億ドルにまで
縮小されることとなります。
予想通りで何の驚きもありません~
若干ナスダック総合指数が崩れた?ようにも見えましたが
微幅。ドル円はその前のGDPで下げていた分、FOMCでは
若干上昇する結果に。
◆今夜はFOMCよりも アメリカの1-3月期のGDPに驚いたわ。
1-3月期って寒波の影響が出るだろうと思われていたので、
予想も控え目。前回の2.6%から今回は1.2%程度まで落ち込むだろうと
いうのが大方の予想でした。
が!!
出てきた数字は0.1%。 予想1.2%に対して、0.1%ですよ?!
あちゃー、こりゃ崩れるか。。。と思ったのですが、
なんと、米株は崩れません。
ドル円もじりじり下げても102円台前半まで。
これもすべては寒波のせい。ということで片付いちゃうようです。
そのかわり、4-6月期は3.5%くらいまで反動増となるなんて見方も。
今後の期待が支えちゃってるのね。
要するにこの相場、下げない。何かが支えちゃってる…。
ということで、FOMCでナスダックがちょいと崩れたところを
軽めに拾ってロング。
日経平均ショートは今夜買戻しました。
皆がSellinMay警戒すればするほど、一度上がる相場かもしれません。
下がるのは5月下旬かもね・・・(笑)目先は買う目線で行きます。。。
◆振り返って日銀、現状維持。
2016年度までの物価見通しを盛り込んだ展望リポートは、
新たに発表された16年度の物価見通しが2.1%とやや強気。
日銀が設定している2%の物価安定目標をやや超えると
見込んでいることから、早期の追加緩和の思惑が後退すると
見られることで、ドル円相場はこれが出た後に弱含み。
これまでのメインシナリオは消費税率引き上げの影響が統計に
出てくる7~9月期に「景気に万全を期す」との名目で
追加緩和に踏み切るとの予想が多かったのですが、
現実の物価と展望リポートで示した見通しとの乖離(かいり)が
はっきりしてから追加緩和に踏み切る可能性もあり、
その場合は追加緩和は年明けにずれ込むのではないか、との見方も
出てきているようで、来年じゃないかとの見方も。。。
■そして、今日発表された
2016年度までの物価見通しを盛り込んだ展望リポート
新たに発表された16年度の物価見通しは2.1%で、
2%の物価安定目標をやや超えると見込んでいることから、
早期の追加緩和の思惑が後退すると見られます。
これまでのメインシナリオは消費税率引き上げの影響が統計に
出てくる7~9月期に「景気に万全を期す」との名目で
追加緩和に踏み切るとの予想が多かったのですが、
現実の物価と展望リポートで示した見通しとの乖離(かいり)が
はっきりしてから追加緩和に踏み切る可能性もあり、
その場合は追加緩和は年明けにずれ込むのではないか、
との見方も出てきています。
◆昨日発表されたドイツ4月消費者物価指数HICPが
前年比+1.1%で 前月(+0.9%)からの反発が
市場予想(+1.3%)よりもかなり小さかったことから、
今日発表されるユーロ圏のHICPも予想を下振れるんじゃないの?!
ということで、昨日はユーロが売られていましたが。
今日はユーロが買い戻されています。
ユーロ圏のHICPは良くなかったのにも関わらず。
前年同月比0.7%上昇と予想の0.8%上昇を下回りました。
コアCPIが予想通りの結果となったことで
買い戻しを誘ったとの指摘もありますが、昨日のドイツの指標で
売り込みすぎたのかしらね。
ECB理事会は来週の木曜です。明日じゃないのね。
追加緩和への思惑と、ECBドラギ総裁など要人発言で方向感の
はっきりしない展開が続きそうですが、基本的には買い目線。
昨日作ったユーロ円ロングは継続保有。
今はユーロ円ロングとナスダック指数ロング。
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