先週8月8日金曜の日経平均の大幅下落には驚きました。。。(>_<)
だって私15100円台で日経ロングしたばかりだったんだもの(´・ω・`)
◎日経平均 14778.37(-454.00)
◎売買代金 2.5兆円
きっかけはオバマ米大統領がイラクへの限定的な空爆を承認したこと。
とされていますが、この地政学リスクを嫌気したというより
これをきっかけに下げたかった相場がいよいよ下げてきた。
ということなんでしょう。
やはり8月相場なんだなぁ、アノマリーを馬鹿にしてはいけないかも。
例年言われることで、すっかり慣れてしまって
あまり重要視していなかった8月下落アノマリーに
①15日の米国債償還、利払いによる円転(円高)圧力
②ヘッジファンドの45日ルールによる換金売り
ってのがありますが、①番が影響するのは今週だとして
②番について。これは7月15日くらいから影響するはずと
されていますが、ちょっとちょっとダウが天井付けたのって
7月17日じゃありませんか・・・・。
②ヘッジファンドは毎四半期決算のところが多く
(3.6.9.12月末)投資家らは解約したい場合、
45日前までにヘッジファンドに申し入れしなくてはならない。
つまり、2月15日、5月15日、8月15日、11月15日までということですが、
実際には、投資家らから解約申し入れがあってからキャッシュ化するのではなく、
その1ケ月ほど前から、利益の出ている市場の利食い手仕舞いなどでの
換金処理を開始するケースが多いことから
1月15日、4月15日、7月15日、10月15日近辺から売り圧力が
強まり下落が始まる~というもの。
特に今年の場合は米株が高値圏に位置していたために、
米株買いポジションで利益が出ていたファンドも多いと思われ、
米株を手仕舞ってキャッシュ化するところが多かったのかもしれません。
それで、7月17日頃から下落が始まっているところに
地政学リスクが重なって急落につながったと・・・?
そういうことかもしれないなぁ・・・。
特に今年は中間選挙がある年ですから、
次の決算まで解約せずに米株ロングのファンドに
資金を預け入れたままにしておくのはリスクが高いという
想いも多いだろうし、
10月にテーパリングが終了することから、
9月のFOMCでのイエレンFRB議長のコメントには
市場の関心が高まると予想されており、
9月を前にキャッシュ化してしまおう、という流れが
急速に高まったものと考えられます。
だとするならば。
新規売りによる米株下落では決してないはずなんですね。
さあ、ここからです。換金売りだけで、ここまで崩れた米株が
テクニカルの悪化からさらに売り込まれる相場に展開してしまうのか?
今週には15日を通過してしまうことから
今週には売られるものは売られてしまって需給は改善に向かうと
思われるので、下げ止まって上昇を開始するのか。
そこんとこの見極めとなりますね。
チャートではダウ平均が200日移動平均線にしっかりサポートされて
8日金曜には米株大幅反発となっています。
米株ショートはまだ継続中ですが、
月曜も強含みのようなら一度利食ってしまいましょう。
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NY時間に米株が大きく戻りを試していることから
グローベックスで日経平均先物も大きく戻りを入れており、
CME終値はなんと前日と変わらずの15010円!
東京時間の大幅安はなんだったのか・・・・
と思わせる水準まで戻っておりますし、
・NYダウ 16553.93(+185.66)
ということですから、月曜は意外としっかりと戻りが入ると思います。
ただし、これでセリングクライマックスだったか?
というと疑問も残ることから、
今週は15170円台で買った日経平均はこの水準まで戻ったら
一度てじまおうと思います。再下落に備える、という意味です。
というのも。
私。14000円台でも買い下がっているんですよ。。。(^-^;
15000円
14950円
14850円
14750円
でパラパラと株CFDで日経平均をロングしちゃってて、
(金曜日に全部約定しちゃったのよ。)
14750円で買ったものなんかはいい感じの利益ですが、
15170円のはまだまだマイナスという微妙な口座状況。
月曜に15170円と15000円のを売り逃げて(利食いできるといいな)
コストを良くしてポジションを軽くした置きたいと思います。
もしそのまま上がるなら、上がる過程において
ポジションを増やせばいいだけです。
再下落の際は、14000円台のロングは損切りにならないところで
逆指値注文を置き、逃げます。
で、もっと安いところで買い直す所存。
日経平均先物のチャートを見ると、長~い下髭を付けているので
一旦の底入れの可能性も十分に考えられるのですが、
今週いっぱいはリスクがあると考えて、
月曜の戻り局面でまず逃げる・・・。という戦略です。
日経平均、週足で見るとヘッド&ショルダーを形成しそうで怖いのよ~
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今週の強気要因としてはこの週末に
公的年金、株式運用の上限撤廃 20%台に拡大へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS0900U_Z00C14A8MM8000/?dg=1
こんなニュースが出ていることで、いよいよ本邦当局も
株価を支える姿勢を強めてくる可能性が強いことなどが期待要素。。
日銀のETF買いも継続中していますし。
8月は1日以降、6営業日連続で累計924億円を買い入れ、
2010年12月にETF買い入れを始めてからの最長記録を更新中です。
またかんぽ生命も14年4~6月期に国内株式の保有残高を2289億円増やして
います、今年度中にさらに1000億円程度積み増すとみられております。
加えていよいよGPIF出動、、、、が近いはず?!
それでも、13800円くらいまでは仕掛け的に売り込まれても
全然おかしくないわけで、そのくらいのレベルまでは覚悟しときます。
マイナス要因としては
13日に発表される日本の4-6月期GDP速報値が怖い。
前期比年率▲7.1%と予想されており(▲9%の予想をする人も!)
消費増税の影響を受けて1-3月期の+6.7%から
大幅に悪化することが見込まれていることがどの程度現在の
日経平均に織り込まれているのか不明な点。
やはりこの数字が出た瞬間ってのは下がる可能性を否定できません。。。
第2次消費増税(8%→10%)を実施するかどうかの判断時期を、
安倍政権が前倒しするのではないかという話を後藤謙次さんが
報道ステーション・サンデーで言及していた、というtweetを
見たのですが、、、、前倒しとなると早いうちに株価が上がっている
可能性があるということかなぁ、、これはポジティブ要因と
みていいのだろうか。
あとは、地政学リスクへの懸念ですね。
まさかのイラク空爆での下落でしたが、ウクライナの緊張も高まっています。
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ドル円はチョー長い下髭で102円台回復です。
101.50円で円高止まっていますね。
下も固いことが改めて認識されたわけですが、
結局難局レンジ相場なのねぇ。
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