NYダウ、29日月曜はオープン直後にスコーンと100ドル強も下落
16934ドルと、先週の安値近辺まで下げてスタート。
現在先週の安値付近がサポートとなって反発中ですが、
ヒヤリとさせられる展開。日替わりで陰線と陽線が繰り返される鯨幕。
方向感がない割には下値が支えられている印象かな?
ドル円を109.62円で買い増ししたのだけれど、
ダウが弱いおかげで109.12円まで下がる展開で
109.40割れで一度撤退"(-""-)"ムムム
米株にこれといった売りの材料があるわけじゃありません。
今のところ寄付きの急落の背景にあると指摘されている材料は・・・
①香港で学生が民主化要求、中国政府に抗議活動
②ブラジルで来月5日に実施される大統領選挙を控えて売られる
③ジュネーブ報告書
④指標悪化
以上4点。
①中国の全国人民代表大会の常務委員会が香港の行政長官選挙の改革で市民の直
接選挙を認める一方で、中国の体制に批判的な民主派の立候補を事実上不可能にした
ことに学生等が反発。香港の中国返還後で最も大規模となるデモに発展。
香港株:3週間ぶり大幅安、通貨も下落
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCMNMJ6KLVR601.html
②ブラジルレアルが6年ぶり安値水準、ルセフ大統領再選観測を嫌気
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0RU4UD20140929
③中央銀行の前高官やヘッジファンド関係者らが参加している
エコノミスト専門委員会である国際的シンクタンク「ジュネーブ会」
(国際保険経済学研究会)保険業界代表って感じ。。?!
今年16回目の報告書が発表され
世界済が債務を削減している中、引き続き債務の割合が
上昇していることを指摘して警鐘を鳴らしています。
◆世界的な対GDP比での債務残高の上昇は
特に新興国においてその傾向が高い
◆過去最大規模の債務や弱い成長が
新たな危機につながる可能性を警告。
◆世帯主、企業、各国政府による債務返済を可能にし、
新たな危機を回避するためには世界中で非常に
長期間低金利が維持される必要があると指摘。
◆ECBの対応は後手に廻っており、
早急に国債購入も視野に入れた対応をすべき
④米・8月中古住宅販売成約指数
前月比▲1.0%(予想:▲0.5%、7月:+3.2%)
前年比ではなんと▲4.1%と(予想:▲1.4%で
11か月連続のマイナス)
契約時点での統計である「成約指数」は中古住宅販売の先行指標
今後発表される「中古住宅販売」の数字が悪化の可能性
ということで、下落したものの、、、、
現在米株、ドル円ともに反発してきています。
反発の背景は不明。
相場を崩す要因としてはどれもこれも弱いということでしょう。
ちょっと一呼吸いれただけ、、、ってことになるかな?
ただ、今週はECB理事会や雇用統計という大きなイベントがあるので
あまり方向を決め打ちしないで置いた方がいいかもね。
とかなんとか言いながら、ドル円を109.33円で再エントリー(^-^;
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今日の東京時間はニュージーランドドル大幅下落!!
キー首相&NZドル売介入ショックです。
キーNZ首相の見解として
「NZドルにとっていわゆるゴルディロックス状態な水準は0.65ドル前後」
と首相が為替水準に言及しちゃってます。
ひょえーなりふり構わずですね。
これ、バリバリ通貨安誘導です。こんなの許されるの~(^-^;
市場規模があまり大きくないから問題視されないのかな。。。
現在の水準が0.77㌦ですからね、この発言で0.65㌦がターゲットになる。
まだまだ下げさせたい相場、下げ余地は十分あります。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が
「8月にネットで5億2100万NZドルを売却」
「8月のネットでの売却額は2007年7月以来最大」と発表。
大倉キャプテンはこのところのドル高、他通貨安の相場をみて
「中央銀行のポートフォリオリバランス」の可能性を指摘していましたが、
まさに、中央銀行による自国通貨安の「介入」が行われていたわけです。
中央銀行が動いていた、というのはキャプテンの読み通りだわ。
しかし、だったら3回も利上げしなければよかったじゃない・・・
と突っ込みたくなりますが(笑)住宅市場は引き締めたかったのよね。
でも、貿易上はこれ以上の通貨高は困る、、、という痛し痒し。
当面は、NZ当局が誘導しているわけで、戻り売り相場優勢となるでしょう
けれど、このなりふり構わずな通貨安誘導のツケはいずれ払わせられる
事態へと追い込まれるんじゃないかと思います。
それはその時が来たらまた考えることにして、
今は戻ったらキウイは売りですね。
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週明け月曜の日経平均は80.78円高の16310.64円
寄り付き直後につけた16344.32円を高値に上げ幅を縮小。
様子見気分も強い印象でした。
ソフトバンクが米国のドリームワークスに買収提案(約34億ドル)
しているそうで。
スプリント・ネクステルの時は約200億ドルでの買収を連想させたことで
アベノミクス相場の一助となりました。
これが第2幕のトリガーとなる?!・・・規模が小さいか。
それと債券王「ビル・グロース氏」がPIMCOをやめて
ジャナス・キャピタルグループに電撃移籍することが話題ですが、
債券ファンド解約・清算リスクを通じて
債券売り・利回り上昇の一因、、、つまりドル高の一因になっている
という見方もあるようです。
ドル円ロング、日経ロング、プラチナロング継続です。
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2014年9月30日火曜日
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