2014年10月1日水曜日


9/30㈫、日経平均は比較的大き目の調整が入りましたが、
ドル円は109円台底堅く推移。

月末、、、期末を控えて、ドルを買い遅れていた輸入勢のドル買いが
コンスタントに入っていると見えて、少しでも押す局面があれば
すかさず買われるという相場展開が続いています。

株式市場は香港の学生デモを嫌気しているという解説も多いようですが
仮にリスクオフとなったとしても、「円が買われる」展開になるか?
というと、今日の相場を見ていても円買い圧力ってあまりなさそうよね。

3.11以降、需給構造が著しく変化してしまったのです。
日本は貿易赤字国。しかも日銀による量的緩和政策もスタートで
円を弱くするというのが国策となっています。

国の政策に逆らうポジションを取ることが、リスク回避行動時に
起きる構造ではなくなったとも言えます。

リスクを回避するなら、安全資産に向かいますよね。
それ、今、米ドルなんです。

他のどの国も通貨安誘導を行っているのですもの。
それに逆らうポジションを取るのは愚かな行為。

株安局面が来ても、ドル円が同じように相関して下がるという環境では
亡くなってしまっているように思います。
勿論、多少は連れ安するでしょうけれど、相関係数は低下しているのでは?

ということで、なかなかドル円の買い増しに成功していませんが、
昨日109.33で買い増ししたポジション含めて、ドル円ロングは継続です。

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今夕、ユーロが急落する局面がありました。
つまりはドル高、ということなのですけれど、
材料は、、、う~ん、指標なのかなぁ。

9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
前年同月比0.3%上昇、8月ユーロ圏失業率は11.5%

いずれも市場予想通りの結果。

なぜか発表後に売りが強まったようですが、この数字で?
予想通りなのに?という印象。

正直、指標はトリガーにされたことは違いないのですが、
なんでもいいから売る口実が欲しかったと見えます。

ユーロドルは2012年9月7日以来の安値となる
1.25712ドルまで下落しました。

売るのが大好きな私が、ユーロドル、売ってなかった・・・・

というのが悔やまれてなりません(笑)

しかし、ユーロドルはまだまだ下がると思います。

戻りを売る方向でチャンスをうかがおうと思います。

キウイドルも、豪ドルも戻り売り!!!

つまり、ドル買い一択です。

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