2014年11月3日月曜日


日本は3連休、文化の日で株式市場はお休みですが、
為替市場は動いております。円安基調、とどまるところを知らず。

11月3日㈪ ドル円相場は112.70円と窓開け円安スタート。

10月31日㈮ 終値は112.31円ですので、およそ40銭の上昇で
そのままこの窓を埋めることなく112.70円台で揉み合っています。

10月31日は 109.17 ~ 112.31 と
たった1日で3円もの上昇ですから
チャートだけ見ると、値ごろでちょっと売ってやりたくなります。

が。

この相場、売りから入るのはご法度。
もし下がったら、それはありがたく買うチャンスが巡ってきた、と考えるべきで、
行き過ぎたから売って取ろうというのは大変危険かと思ってます。

というのも、それだけ今回の
「日銀バズーカ2」と「GPIF新ポートフォリオ」のインパクトは大きく、
この相場は「いよいよここからが第2幕のスタート」だからです。

(と大倉キャプテンが先週のWEBセミナー為替デスマッチで力説しておりました!)

今回の追加緩和のキーナンバーは「3」だそうです。

◆「日銀黒田バズーカ2」の概要

①長期国債の保有残高の伸びを年間50兆円から80兆円と30兆円拡大。
②買い入れる国債の平均年限も最大3年延長。(平均残存年限を7-10年程度へ)
③ETFやREITの買い入れ額を3倍に。
(ETFの年間買入れ額を1兆円→3兆円に、
 REITの年間買入れ額300億円→900億円に)
※ETFの買い入れ対象に新たにJPX日経400連動型ETFを加える
株式市場はこの③に支えられて、今後大きく買われていくでしょう。
とにかく、下がったら日銀が下を支えてくれるのです。

前回がなんでも「2」倍にするということで「2」がキーナンバーでしたが、
今回は3なのね。こういうとこってわざわざ揃えているのかしら?

そして、2%の物価目標は2年という区切りはなしに、
無期限で邁進するようです。

これで来年2015年末時点のマネタリーベースは350兆円を突破する見込みで
アメリカのQE政策 約450兆円(約4兆ドル)に迫る規模となります。

GDPに占める比率は日米欧で断トツで、なんと7割に達するということで
世界的にも異例の領域に入ります。
ちょっと怖いですが、しかし、米国が異例のQE政策をこの10月に無事終えた
(まだわからないとする向きもありますが)
ことから考えれば、出口の道筋も米国に倣えばいいワケです。
出口のことを考えたら、何もできませんね。。。

米国がQE終了のタイミングで日本がQE2を発表したということになりますが、
これで、米株も下落リスクが随分と払拭されたのではないでしょうか。

だって、日銀バズーカとともにセットで出された年金マネーの運用方針を
みれば、海外への投資比率が予想より大きい。これは米株にも
年金資金が入るという思惑に繋がっているでしょう。

◆GPIF

国内債券 60% → 35%
国内株式 12% → 25% 
海外債券 11% → 15% 
海外株式 12% → 25% 

特にこれまで海外投資が23%だったものが40%へと引き上げられます。
なんと、外モノに4割もの投資をするというのです。

これ、どう考えても円安要因です。

円を売って、ドルやユーロ、ポンド豪ドルなどを買って、
海外の債券や株式を買うってことなんですから。

130兆円の1%で1.3兆円ですから、17%も引き上げられたら
この計画に合わせるなら単純計算で
22.1兆円規模の円売りが出る計算。

これが発表されて、
「円買いしよう、だってちょっと行きすぎだもの。」

という気になります?!

まさにバズーカ!

なんですよ。

勿論、国内株式市場も新運用案では13%も増えていますので
16.9兆円が年金マネーとして流入する計算です。
日銀が買うETF分とは別に、です。
さらに、日本株市場では自社株買いの動きが強まっています。
大倉さん曰く3~5兆円規模になるそう。
大倉キャプテンが時々おっしゃる
スチュワードシップコードですが、
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/su/A02233.html

解りやすく言うと、

機関投資家が個客の利益を実現するためには、
投資先企業の持続的な成長を促し企業価値を高めていくことが求められる、
ということで、
機関投資家が積極的にその役割を果たすために
投資先企業と話し合っていく。。。

つまり、企業価値を高めよ!という圧力ですね(^-^;

株主総会における議決権行使もその一つですが、

株主還元しなさいよ。そうじゃないと、あなたのとこの株は買わないよ。

というわけですから企業の「増配」や「自社株買い」などが促進されます。
自社株買いは市場に流通する株数を減ることで
相対的に1株当たりの価値が高まることになりますね。

日本の自社株買い拡大、資金力と割安、ROE改革が企業刺激
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7EWH06KLVR801.html

そこで出てきたのがROE、自社株買いによってROEが上昇します。
日銀は今回、JPX400のETFを買うことも発表しましたね。

つまり、ROEの高い400社に選ばれれば、日銀や機関投資家が
株を買ってくれるのです。この先の株式市場はROEの高い銘柄が
注目ですね。大倉キャプテン曰く、米国に合わせて8%というのが
目安になっているようです。8%以下の会社は努力が求められます・・・

というわけで、企業の自社株買いも相当出ていますし出てきます。

だから、日本株も下がったら買いの一手。

勿論、銘柄はたくさんありますので、個別では下がるものもあるでしょう。
インデックスは上昇相場第2幕が始まったばかりと考えるべきでしょう。

ということで、ボラティリティが上がっているため、
多少の乱高下もあるかと思いますが、
大きく下がったら買うしかない相場の到来です。
変に売ることをせずに、のんびり買い場を待ちましょう。

雇用統計で大きく下がる相場が来たら、ちょっとずつ買い増ししたいかな。

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週明けのドル円も下がる気配がないので、ロングは継続。
追加でポンド円179.98円でロングしたのですが、
ぐいぐい上がっていきます~凄いね。この相場。

あ、ユーロドル相場は1.2500ドルを割り込んでいます。
更なるユーロ安となるか否かは今週のECB理事会に注目。

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