2014年12月7日日曜日

なな、なんと…+32.1万人ですって。

11月米国雇用統計。

NFP:非農業部門雇用者数 +32.1万人 予想は25.8万人程度。
失業率は5.8%で変わらず。

11月の米雇用統計に見る5つのポイント
http://jp.wsj.com/articles/SB12405761802736733606304580320223571723214

水曜日に発表されたADP雇用統計が+20.8万人で
予想の+22.5万人を下回り3ヵ月ぶり低水準だったことで
まぁ、、水準としては悪くはないけど、思ったほどじゃないねぇ
という内容でしたので、まさかこれほどのポジティブサプライズを
招く結果となることは意識されていなかったと思います。

だから、意外と120円に到達したことで
達成感と値ごろで売っちゃった向きも多かったのかなぁ(^^;
そういうショートが踏みあげられたというような結果に。

私も木曜のブログで、ちょっと行きすぎじゃないかなあ、、、
というようなトーンでこの相場を見ていることを書きましたが、
かといって売る相場ではないので、売らずに、、、
翌日金曜は、気がついたらジリジリ戻っていたので
実は119・88円で思い切って飛び乗っていました。

これは、、、行き過ぎる相場はもっと行き過ぎて
バブルの様相を呈してからじゃないと下がらない。

そう思ったのです。

だから、明日は雇用統計の結果を受けた相場になるので
日経平均も18000円台を達成する上昇となるでしょうし、
おそらく、明日発表されるGDP改定値も恐らくかなりの
上方修正となるでしょう。

7-9月期の法人企業統計で設備投資や在庫投資額が改善していました。
速報値▲1.6%でしたが▲0.4%程度に修正される見込み。
一部には+2%程度まで上方修正されるという見方もあり、
もし、マイナスからプラスへの修正となれば
その衝撃は大きいと思われ、株式市場はさらに大きな上昇となるでしょう。

となれば、、、ドル円相場は
リーマン前につけた高値124円台までこのままいきそうです。
GDP速報値ショック、日本国債格下げショック、
これ全部買い場だった、、、わけですねぇ。。。

ただ、そんなバブルの様相を呈し始めたのだとすれば
終わるときの調整も大きいので、その時は一刻も早く逃げなければ。
とも思っており、ドル円ロングしたもののホントに恐る恐るです(^^;

これだけ円安のスピードが速いと、流石に
円安牽制発言が出てこないとも限りません。
その場合は急速に下落するリスクもあります。
またそこが買い場となり、上がる相場かもしれませんが。

ともかく、選挙が終わるまでは1週間上がるかも?
今週はメジャーSQ。水曜の日経平均が高ければ、
恐らく高いというアノマリーも。
今週はボラティリティも高い1週間となりそうね。

雇用統計の結果が良かったおかげでドル円相場は
121・68円まで上昇。
ダウ平均は58ドル高の17958ドルと史上最高値
シカゴ日経平均先物は18045円
金曜日経平均終値17920円と比較しても120円高

米国債利回りも大きく上昇

おかげでドル建て金ロング、やられました。。。;つД`)
損切りです。。。
ドルが大きく上昇したことで、急落した金。
当然といえば当然の動きですが、先週月曜の
急騰でちょっとテクニカルが好転していたことで
何かスケールの大きい巻き返しを期待してしまっていました。

でも、どっかでまた買うつもり・・・。

原油ショートはうまく行っています。
原油はまだまだ下がりそうですよ。

しかし、利上げ期待が高まった雇用統計受けても
米株が買われて史上最高値を付けて終わった、ってことは
注目に値します。金利の上昇にもひるまぬ強さを
見せたということは、米国株は暴落ではなく、
新たな相場を作り始めたとみる方が、自然な気がする…。

ただ、買うならやはり調整は欲しいチャートなんだよねぇ。
どこかで10~20%調整があれば、米株もとても面白いと思います。
20%って、そりゃ大きすぎるかな?
しかし、過去QE1,QE2が終了した時って、そのくらいの調整が
あったんですよね。

ということで、当面、日米の株は上昇、ドル円も上昇ですが、
どこかで来るであろう調整局面を期待しつつ、
それに怯えながら高いところで押し目買いと利食いを
繰り返すしかなさそうです。

以下、今週の主な予定。

8日(月)
日本GDP改定(第3四半期)
日本国際収支(10月)
日本景気ウォッチャー調査(11月)
中国貿易収支(11月)
ユーロ圏財務省会合
アトランタ連銀総裁、講演

9日(火)
EU財務相理事会

10日(水)
中国消費者物価・生産者物価(11月)

11日(木)
豪雇用統計(11月)
NZ中銀政策金利
スイス中銀政策金利
ロシア中銀政策金利
ECB月報
米小売売上高(11月)

12日(金)
中国小売売上高・鉱工業生産(11月)
米ミシガン大学消費者信頼感・速報(12月)



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