2015年1月14日水曜日

あれあれあれ、、、、日経平均弱いわ( ;∀;)

なんと1万7000円の大台を割り込み、
2014年12月16日以来ほぼ1カ月ぶりの安値。
日経16830円のロングは投げました(・・;)

今日は、、、銅価格下落が話題でした。

昨晩、ロンドン金属取引所(LME)銅先物価格が急落し
2009年10月以来の安値を更新。
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN0KM224.html

原油価格の下落を受け、中国のヘッジファンドが
売りを出したことが響いたとの指摘がありますが~
これをきっかけにその他のアルミ、亜鉛などの
金属先物も軒並み売られています。

一時▲8・7%って、、、ただ事じゃないわよ。

これが、一時的なもので終わるのか、
それとも、何か大きな相場の転換を示唆しているのか
まだわかりませんが、原油安は原油安だけにとどまらぬことを
改めて感じさせるニュース。

加えて昨日13日は世界銀行が世界経済見通しで、
2015年の世界全体の実質経済成長率を3.0%と見込み、
昨年6月に予測した3.4%から引き下げたことも嫌気されたようです。

、、、今でさえ、コモディティ業界は需給じゃぶじゃぶで売られているのに、
さらに需要が伸びず、供給過剰となるんじゃないの・・・?

って思惑が広がったんだろうなぁ、と想像することができますが、
でも、原油安事態は長い目でみれば景気にはプラスのはず。。。
これが本当の意味で数字に表れてくるのは一体いつなのか。

まずは原油が下げ止まることですね。
底が見えない中では、これをポジティブ材料には
変えられないのでしょう。

ということでドル円もなんと116円台よ~

日経平均とドル円のチャートってよく似ていますね。
頼りは一目均衡表の雲。
遅行線はすでにろうそく足を下に抜けているのですが、、、
この雲にボヨ~ンとはじかれるってことはないのかしら?

という淡い期待も持ちつつ、目先の下落を静観できず
豪ドル円をショートしちゃった。

今日は銅価格下落をはじめとしてコモディティ安で
豪ドルが一段安。豪ドル円を95・50で遅ればせながら。

日銀今日もETFを341億円買い入れています。
最近日銀が買っても下がる時は下がりますね。。。

買い入れは2日連続でREITは買い入れはありませんでした。

日銀の買いは下記の通り。QUICKから。

     ETF REIT  計
2014年12月5日  374   ―   374
     8日  374   13   387
     9日  374   ―   374
     15日  374   ―   374
     16日  374   13   387
     25日   ―   13    13
2015年1月5日  374   ―   374
     6日  341   12   353
     13日  341   ―   341
     14日  341   ―   341
------------------------------------
15年の累計   1397    12   1409
14年の累計  12845   372  13217
13年の累計  10953   299  11252
------------------------------------
創設来累計  39879  1794

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そしてユーロ、年初に1月5日に節目であった1.200の大台を割り込んでから
上値が重いユーロドル相場ですが、このところドルが弱含んでいることから
下落の勢いは緩んでいるものの、昨晩のNY市場出は1.175ドルまで下値を
切り下げており、9年ぶりの安値に沈んでいます。

それから今日、欧州司法裁判所がドラギ欧州中銀総裁のバズーカ砲といわれる
「国債購入プログラム(OMT)」が、リスボン条約に違反しているのか否かの
審判を下すことになっているんですって。、

リスボン条約では、ECBによるユーロ圏参加国の国債購入を禁止しており、
ドイツ連邦憲法裁判所は欧州司法裁判所へ条約違反の判断を委ねています。

これで、OMTがリスボン条約に違反しているという審判が下ると
量的緩和反対派の声が強まり、リスク要因となるという指摘もあります。

これ、違反ってことになったら、瞬間ユーロ暴騰するんじゃないの!?

と思うのですが、、、、

そうなったらユーロ高、ドル安で、、、ドル円も下がるのかしら?

ドラギ総裁はユーロ圏のインフレ率を高めるため
国債購入の用意があることを示唆したと
独紙ツァイトが14日、総裁のインタビュー記事を
掲載したと報道されていますが。


ECBのノボトニー理事は12日、
ECBはユーロ圏の低インフレにすぐにでも対処すべきとの考えを示しています。
インフレ率は中期的に2%弱を大きく下回り続ける見込みだと述べ
ECBは「あまり長く待つべきでない」と指摘しました。

オーストリア国立銀行総裁でもあるノボトニー理事の発言は
ECBの政策の先行することが多く、注目度が高いため、
この発言がなお、ECBの緩和策への期待に繋がり、
ユーロを押し下げたものと見られます。

それと、ユーロの上値を抑えているのが、グレグジット
 これは、ギリシャのユーロ離脱懸念を示す造語ですが

 ギリシャの支援について協議する「ユーロ圏財務相会合」で
議長を務めるオランダのデイセルブルム財務相は
 ギリシャのユーロ離脱は「許さない」と明言し、
ユーロ圏の結束維持に全力を挙げる考えを強調しましたが、
ユーロへの影響は限定的でした。

ギリシャは25日に総選挙を控えており、
 現在のところまでの世論調査では急進左派連合が優勢となっています。


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そしてポンドです。

 昨日発表されたイギリスのCPI・消費者物価指数は

前年比+0.5%と 前月の1% 市場予想+0.7%を大きく下回り、

BoEのインフレ目標レンジ下限である1%も大きく下回ったことから
 ポンドは対ドルで1.51ドル台半ばから一時1.5074ドルへ急落しました。
 伸び率は2000年5月以来の低さと、15年ぶりの数字となっていますが、
 発表後は買い戻しの動きが優勢となり、
 結局発表前の水準をほぼ回復しています。

カーニー総裁は
「引き続き予測可能な将来に利上げを行う見通しだが、
 利上げ幅は1年前の想定よりも緩やかになる可能性がある」
 「低インフレへの対処には、新たな国債買入よりも
金利引上げの遅延を行う」と述べており、
この数字を受けても 大幅なハト派化がみられなかったことも、
ポンド買戻し要因になったと指摘されています。

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