昨日までのイケイケGOGOの相場はなんだったのかしら。。。
今日は日銀の決定会合への失望ね。
今日の日銀の金融政策決定会合で
日銀が当座預金の超過準備に付く金利である付利を
現在の0.10%から0.05%に引き下げるという観測が広がったことで
緩和期待でマーケットはリスクオンに傾き、
ドル円相場は昨日火曜日118.85円まで上昇していました。
結局、今日の日銀の金融政策決定会合では、
「当座預金の超過準備への付利を引き下げるとの議論は全くなかった」と
黒田日銀総裁が会見で明らかにしちゃったことで、
ドル円相場は失望から売られ、117.27円まで下落しちゃいました。
私は117・39円でドル円拾ってみましたが、どうなるでしょうか。
その後はリバウンド117.98まで上昇していたのですが、
そしてその後また下落中・・・・。
レンジだと思ってるんだけれど。
その他の日銀の決定事項として、
成長基盤強化支援の総枠を7兆円から10兆円に引き上げ
貸出支援策の1年延長と拡充を決定だそうです。
一応、景気サポート策は講じたんですけれど、
昨日までマーケットははしゃぎすぎたってことでしょうか。
その反動から株やドル円は下落しちゃいました。
注目は物価見通し。
2015年度が1.7%から1.0%に下方修正、
これは原油安の影響によるものですが、
2016年度は2.1%から2.2%に上方修正しています。
これはドバイ原油価格は55ドルをスタートに
70ドルまで緩やかに上昇していく、
という前提での見通しとなっているのですが、
今日のドバイ原油価格は44ドルとなっています。
スタートの過程で10ドル違ってる・・・
来年ほんとにそんなに原油が回復しているでしょうか。
この見通し達成が難しくなりそうであれば
マーケットは追加緩和を催促する、、、なんてことに
ならないかしらとちょっと不安。
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それと、今日は今月7~8月分のBOE
イギリス中央銀行の金融政策委員会議事要旨が公表されました。
政策金利の据え置きと資産買い入れプログラムの規模の維持を
9対0で決定したということで、ポンド売り。
というのは、前回、25bpの利上げに投票していた
マカファーティ委員とウィール委員が
政策金利の据え置きに投票したことで、
英利上げ観測が後退したとの見方が広がったってことよね。
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それからNZ㌦。
中国経済指標が市場予想から上振れたことで強含む局面も見られましたが、
買いは限定的で軟調地合いがつづいています。
特にNZドルは、NZ大手乳業フォンテラのミルク価格オークション価格が
前回比で+1.0%にとどまり、前回の+3.6%から上げ幅縮小となったことや、
今朝発表された2014年の第4四半期CPIが前年比+0.8%で予想の+0.9%を
下回ったことなどを受けてNZドルは急落となりました。
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