ドル円が上がらなくても日本株が上がるっていう素晴らしい展開が
いよいよ本格化するのかな?
18日水曜日、日経平均株価は大幅高となりました。
212.08円高の18199.17円。
2007年7月17日以来、約7年7ヶ月ぶりの高値水準です。
昨晩17日火曜の米国市場、
ギリシャ政府が18日にも融資合意の6ヶ月延長を申請する可能性が
報じられると上昇に転じNYダウは28ドル高と
過去最高値まであと6ドルに接近ですってよ^-^
S&P500は連日で過去最高値を更新で
あれれ?1月のリスク警戒(ギリシャとか原油安とかスイスショック?)
どこにいっちゃったの?!ってな強さです。
外部環境も落ち着いてきたことから日本株も上値が軽くなりました!!
今日は日銀の金融政策決定会合で、政策変更なし、現状維持が
発表されると、ドル円相場は118.80台まで再び下落したりして、
株式市場がお昼休み中だったので、株はどう反応するか冷や冷やでしたが、
ほとんど影響なし。
というか、その後黒田日銀総裁の記者会見で、
10月31日の追加緩和について「マイナス効果あるとは全く思わない」
と発言していて、前週伝わったブルームバーグの記事を否定したことで、
ドル円相場も持ち直しています。
ただ、直ちに追加緩和を考える必要はないとの見解も示したため
一本調子でドル円が上昇する展開にはならず。
なかなか120円大台は回復できずにいます。
それなのに、株は昨年の高値を超えちゃってるんです。
これ、、バブル的上昇がきそうな予感。
それと、1月の訪日外国人旅行者は推計で前年同月比 29.1%増の
121万8400人で1月の過去最高となったことが株式市場では
物色に弾みをつけたとみられます。
ただ、このネタ、為替市場ではけっしてドル円のプラス要因じゃないのよね。
海外から外国人が沢山くるってことは、円買い需要が膨らむということで
彼らが日本で爆買いするお金も全部、円に換えて買っていくわけ。
この影響も少なからずドル円の上値を重くしてしまっていると
考えられます。株にはもちろんプラスですよ。
日経平均ロングはずっと持ちっパですが、
ドル円119・06円ロングは利益になったりマイナスになったり(^^;
コストがあんまりよくなかったですねぇ。
一度微益でも利食って、
117円台とか、もっと下で買い直した方がいいかもしれません。
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そしてポンドです。
一昨日中途半端なとこで、買っちゃったかも??と思っていましたが、
今日夕方 イギリスの1月英雇用統計が発表され
予想より強い内容となったことを受けて、ポンドが急騰。
再び上昇基調に乗ってきましたよ~
このおかげでポンドロングはドンと利益が乗ってきました。
今夜、原油の在庫統計が出るので、一時原油が売られるリスクがあり、
ポンドもこれに連れて下がる可能性もあるんですが、
原油もしっかりと50ドルは値固めしていますし、
下がったところはすぐさま買い戻されるんじゃないかな?
原油市場も大きな戻り相場に入っているとみていますので、
ポンドの先行きにもあまり大きな不安はありません。
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そして豪ドルです。
今月サプライズで利下げを実施し、年内もう一度の利下げの可能性が
指摘されている豪ドルがこのところ強い理由は
今朝の日経新聞の報道にあった
日本郵政グループによるオーストラリアの物流大手トール・ホールディングスの
買収のニュースにあるとみられます。
買収金額は64億8600万豪ドル。日本円で(約6000億円ということで
買収の際は6000億の豪ドル買いが発生するという思惑で
豪ドルがしっかりとした推移となっているようです・・・。
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今夜はFOMC議事録がでますが、明日チョー早起きなので
今夜はその時間までは絶対起きていたらマズイ!!
それほど、リスクはないと思いますが、
ドル円のボラが高まることはあるかもね。
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