18日㈬NY時間に発表されたFOMC議事録でドルが急落。
ドル円は119.20近辺にあったものが118円半ばまで一気に下落。
この下落の様は典型的なアルゴの売りって感じでしたねぇ。
その後値を戻すも結局レンジの中での値動き。
方向が出るイメージがないのですが、
日経平均が15年ぶり高値を更新、18000円台を確り固めてきたのに
ドル円が上がらないというのが何故なのか?!
西原さんの見解はコチラ。
http://zai.diamond.jp/articles/-/172688
こちらの記事もよくまとまって解りやすいですね。
http://jp.wsj.com/articles/SB11096553489394754382504580470783524293238
「多くの出席者が利上げを急ぎ過ぎることに懸念」
「ドル高は輸出の『持続的』阻害要因」
要するに、米国側からこれ以上のドル高はマイナスであるという
声が高まっているということです。
それが議事録で改めて確認された。
しかも、利上げには慎重であるという姿勢も確認されたことでの
ドル売りということです。
日銀の金融政策も現状維持。
しかも4月の統一地方選挙を控えて与党としても
これ以上の円安は選挙戦にマイナス。
という両国側の思惑が一致した形で
ここから、これ以上の「ドル高円安が進まない方が好ましい」と
いうことなんでしょう。
となると、ここから先も長いことレンジになりそうよ。。。
で、株もレンジになっちゃうと辛いとこだけど、
日本株は管制相場、安くなれば粛々と買いが入るわけで
1月から2月のリスク懸念で売りこんだ向きがあきらめて
買い戻しただけでも随分押し上げられちゃったんじゃないかな、と思います。
新値更新で、新たな相場をぐいぐい形成できるかどうかが注目ですが、
株に関しては、米株の変動も意識されますから
米株が崩れれば、日本株も一度水をかけられることになるでしょう。
FOMC議事録で利上げを急グべきでないという声が
あることや、ドル高牽制の声もあったことを好感して
今後への安心感が広がったような動きで
米株にもあまり下落リスクはないようですので、
あまり心配することなく、ここから押し目買いでいいと思いますが。。。
日経平均ロングは継続保有です。
それとポンドロングも継続中。
今一番取りにくいのがドル円。
レンジの逆張りが得意な方には、いい相場なんだろうな~
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