2015年7月17日金曜日

Wトップとなるのか、
それとも今年の高値を超えて上昇する大相場となるのか。

日経平均はなんと今日も上昇。4日続伸です。

16日㈭日経平均 +136.79円  20600.12円 6月26日以来の20600円回復

ドル円相場はNY時間に124.17円まで上昇しています。

米利上げ観測で米株が上昇しきれなくても、日本株が強いのは、
日本の異次元金融緩和政策は続いていること。

GPIFの日本株投資(外債投資)はほぼ目標に達した、との
見方がある一方で3共済の方の資産構成は
まだまだ基本ポートフォリオには程遠い状況であることから
おそらく4月から10月までの6ヶ月間で5兆円から6兆円の
円売りが発生する試算もあるようです。、

秋には新しい買い手としてゆうちょ銀行とかんぽ生命が同額投資する、
という見方もあって、GPIF規模の投資が今後も日本株、円売りをサポートする
と思われる。。。。

ということで、海外勢も、ここから利上げショックリスクにおびえながら
米株を買うより、日本株投資の方が圧倒的にリスクが少ないと考えるんじゃ
ないか、、、ということなのかもしれません。

だとすると、ひょっとするとWトップで崩れる、なんてことはなくて
むしろ、それを期待してショートした玉を燃料に踏み上げ相場となる
可能性があり、今年は夏枯れではなくサマーラリー的に
22000円台を目指す展開となるかも、、、と思い始めました。

だとするならば、今回のギリシャ、中国ショックでの
安値は絶好の買い場だったんだよなぁ。。。。

ただ米利上げが相場を崩してしまうリスクは
否定できないので、せいぜい9月頃までかなぁ、買えるのは。

いつ利上げできるかは不明ですが。
ガンドラック氏が年内利上げなしと発言したら
米国債利回り急低下したようですね。
イエレン議長の発言よりインパクトがあったとかいう・・・。

であるならば、米株はまだまだ安泰。
なんと今夜はナスダックが最高値更新しています( ゚Д゚)

ただ、積極的に買えるかというと、日本株の方がいいですよね。

ナスダックのバイオテクノロジー指数では、
構成銘柄約150の内、110社が赤字だそうです。
しかも上位5社で指数全社の利益の80%近くを占めているとか。
ここから上を買うのは気が引けますって・・・。


中国リスク再燃も気がかりです。

激震・中国株 不動産市場を揺らすか、住宅ローン解約の動きも
http://www.nikkei.com/markets/features/26.aspx?g=DGXLASFL15HTN_16072015000000

いつまで抑え込めるか。

ギリシャも第3次支援の代償として受け入れた緊縮案に反対する
ギリシャ国民が暴動を起こしている模様で、
現政権では持たないと思われ、総選挙となる可能性が。

総選挙となっても、反緊縮派が支持を集めるでしょうから、
そうなれば、本当にEUはギリシャを切り捨てるかもしれません。
それまでの間に、EU離脱条項を法的に整備するかも?!

ということで、ギリシャリスクは足元では鎮静化したように見えますが、
まだまだ何が起こるかわかりません。

短期的には日本株市場が湧く可能性がありますが、
リスクは点在しています。

値幅で日経22000円近くまであれば、いったんおしまい。
カレンダー的には秋前まで、でしょうか。


ポジションはユーロドルショート、ポンド円ロング継続です。

日経ロングも、と考えましたが、乗れませんでした(^-^;

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乳製品価格下落で、キウイドルの下落再開となっていますが、
今日は4-6月期のNZ消費者物価指数(CPI)が発表されました。

前期比+ 0.4%( 予想0.5%)予想より悪化、物価も下落傾向。

キウイには利下げ思惑がさらに強まり下落トレンドは続きそう。
キウイ売りも戦略としてはまだまだ行けるでしょう。

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