2015年7月20日月曜日

連休中、結構マーケット動いています。
日経平均先物、ドル円相場だけを見ていると底堅く,
上昇基調を保ったまま明日21日火曜の東京市場オープンすることと思います。

日本株、ドル円ロングの方は心配ないでしょう。

動いているのは、ゴールド、プラチナ、シルバーといったメタル。
そして、ポンドドルとキウイドル。

◆ドル円堅調

先週末17日金曜発表された米指標がまずまず好調。

・6月消費者物価指数(前月比)+0.3%
前回:+0.4% 予想:+0.3%

・6月消費者物価指数(前年比)+0.1%
前回: 0.0% 予想:+0.1%

・6月住宅着工件数(年率換算)117.4万件
前回:103.6万件(改訂:106.9万件) 予想:110.6万件

・米・6月住宅着工件数(前月比)+9.8%
前回:-11.1%(改訂:-10.2%) 予想:+6.7%

サプライズでいいということはなかったのですが、
米指標は軒並み好結果、米景気が順調に回復している
との見方からドル買い優勢。

FRBのフィッシャー副議長が、
米国でのインフレ率の低さを指摘しましたが、あまり影響はなく、
124円台でNY時間の取引を終えています。

ギリシャでは3週間ぶりに銀行が店舗業務を再開したようですが
目立った混乱は観測されていない模様です。
円建てCME日経平均先物は先週末の225先物比150円高の
20790円まで上昇しています。。。

◆ユーロ

先週16日のECB理事会では、ギリシャの銀行向けの
緊急流動性支援(ELA)枠を9億ユーロ引き上げることを発表。
先週17日まではユーロ売りトレンドが継続していましたが、
20日月曜欧州タイムからユーロの買戻しが旺盛。

よって、ユーロショートポジションは一旦利確し
再度売り場を探すことに。
なぜユーロが買い戻されているか詳細不明ですが、
単純に戻り局面入り、ということでしょう。
政策と日足、週足、月足チャートからは下落トレンド継続なので
戻り高値を再度ショートする戦略で。

◆キウイ
7月6日にキーNZ首相が
「NZドル/ドルで0.65ドル以下を試すだろう」
と発言していたのですが、、、、
この日のキウイドルのレベルは0.66~0.67ドルレベルでした。

なのに今日20日月曜には
「NZドルは予想以上に早く下落した」と発言。
キウイはこの発言を受けて急反発です。

発言意図は不明。

7月6日の発言後もそれほど急激にキウイ安が進んだわけではなく、
7月16日になってようやくターゲットレベルの.065ドル割れ示現と
なったのですが、10日で達成は自分が考えていたより早かった、
ということか?

0.65ドル達成すれば満足なんでしょうか?
今週23日木曜には政策決定会合があり、
キウイは利下げが見込まれているのですが、
この発言で、利下げがあるのかどうかわからなくなってきました…。
ドル円相場でも、125円から上が黒田ラインと呼ばれるように、
早すぎる通貨安を問題視する向きもあるのかもしれません。

日本だって決して円安を否定するものではないのですが、
スピードが速いとけん制が出ることがありますものね。。。
このNZのキー首相って、元は為替ディーラーだった方です。
何らかの思惑があっての発言なんだとは思うのですが、、、

◆ポンド

先週金曜に英中央銀行のカーニー総裁が、
国内経済の緩みがなくなれば利上げが適切との見解を示したことで
ポンドが急伸。ところがポンド高は持続せずあっけなく上昇前の
水準まで下落してしまい、週明け20日は軟調地合い。

利上げの思惑は強いもののポジションがロングで片寄りすぎだったのでしょうか。
利上げ期待があるのは米国と英国のみですので
ポンドは買われやすい通貨であることには違いないのですが、
ポンドドルだと、お互いが同じ利上げバイアスなので
わかりにくい、、、つまりもみ合いとなるかもしれませんね。
トレードするならユーロポンド、あるいはポンド円のほうが
いいのでしょう。ただ、ポンド円はあまり下がっていません。やはり。
ポンド円ロングは継続します。

◆金暴落

中国が発表した(なぜこのタイミングで突然公表したのか不明)
外貨準備における金保有量。
2015年6月末時点の外貨準備高 3.69兆米ドル(日本円換算:約458兆円)
そのうち、金(ゴールド)は 5332万オンス(約1658トン)
6年余で40%積み増していたことが判明したのですが、
市場はその3倍は買っていると思っていたようですので
これが失望につながった。。。。ということのようです。
金は週明け暴落し1100ドル大台割れ。
昨今のドル高基調に弱い地合いが続いていましたが、
中国が金の下値をサポートする時代は終わったのか・・・?
購入継続していることは明らかですが、思ったより少ないのは
株式市場のPKOの資金に回されちゃっているのかも?!
な~んて邪推したくなっちゃいますねぇ。

金が弱い、すなわちドル堅調、株式安泰。
これがいつまで続くでしょうか。

気がかりはこのところの市場のボラティリティ。
http://www.ft.com/intl/fastft/362371
今年の最低レベルに達している模様で、
こうなるとボラティリティが上がる方向に動くということに?!
となると、ドル円は下落方向だと思うのですが、、
今売る気にはならないなぁ。。。
売るなら125円台、今年の高値に面合わせの水準です。

◆それからマーケット関係者が強く意識しているのが
安倍内閣の支持率。

共同通信社(17~18日調査) 支持37.7% 不支持 51.6%
毎日新聞社(17~18日調査) 支持35% 不支持51%
朝日新聞社(18~19日調査) 辞し37% 不支持46%

最近ラジオNIKKEIにレギュラーコメンテーター出演している
杉村大蔵氏が安倍政権の内閣支持率が40%を切ったら危険、
株は全部売り払った、と発言。
6月23日の朝日新聞が、一面で「内閣支持下落39%」と報道
しているので確かその直後での発言だったように聞いています。

その後、ギリシャ、中国リスクで日本株が大きく下げて
杉村氏の発言と投資スタイルが話題となりました。

海外勢も安倍政権の支持率を気にしており、
40%というのがかなり意識されているようです。

各社リサーチが軒並み40%を割り込んできた、というのが
海外勢の日本株売りにつながるのかどうか、という点も
警戒ポイントとなります。

あとは読売、産経のリサーチがどう出るか、でしょうか。
メディアによってバイアスがかかって出てくるということもありますしね。
6月23日時点の朝日の調査のみではすぐに反応した、という風でも
ありませんでした。その後の下落はギリシャと中国リスクでしたよね?!

3社リサーチが軒並み40%割れではありますが、
今のところはドル円が崩れる様子も日経先物が売られる様子も
ありません。もう少し、この熱い相場を静観しましょう・・・

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