2016年1月15日金曜日

わ~マカファーティ委員、頑固ねぇ。

こんな環境でも英国の利上げを主張ですか。
ただ一人・・・

今晩14日、英中央銀行は政策金利を現行の0.50%に据え置くことを発表。
据え置きはもちろん市場の予想通りの結果ですが
同時に発表されたMPC議事要旨が注目だったのです。

これまでただ一人、利上げを主張してきたマカファーティーさんが
さすがに一旦利上げの主張を取りさげて、全会一致での据え置きになるか、
という予想も出ていたために、今夜のBOEを前にポンド売りが進んでいたのね。

ところが「0.50%の政策金利の据え置きを8対1で決定。
マカーティ委員は25bpの利上げに投票した模様です。

これで、ポンドが若干買戻し基調に。
そうはいっても、弱いですね。まだまだ戻り売り相場って感じよ。
テクニカル的には170円台は売りかな、と思っています。

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それよりなにより日経平均ね。昨日の戻りは帳消し。
今日14日木曜は現物市場でも17000円の大台割れの瞬間が。

▼474.68円 17240.95円 
(一時下げ幅771円 16944.41円まで下落)

この水準は昨年9/29の安値16901円にほぼ並ぶ水準。
この時はその後12/1の20012円まで上昇した経緯が。

しかし、日中相場を見ていた方は感じたかと思うんだけど
17000円割る前からかなりこの節目は粘って下げさせない力が
働いていた。割った後も猛烈に下げ幅縮小しており、
「何か」大きな買いが入っていたと思われます。

一部情報によると「年金」が買ってたみたいね。
大倉キャプテンは会員ブログで債券売りの株買いが入っていたようだと、
書かれていましたが、荻野金男さんからの情報でも
株先買い-債券先売りのアービトラージが確認されたとのこと。
どうやら年金資金の模様。

いよいよ本邦当局も本腰入れてのサポートに出てきたってことは
このレベルから下を攻められるのが嫌だということね。

原油安や人民元安の問題って一朝一夕には解決しないと思われ、
果たして公的マネーで特定のレベルをサポートする、という試みが
上手く行くのかどうかわからないのですが、
チャート的にも昨年の最安値と面合わせのポイントで
Wボトムの可能性もあるレベルまで一気に下げた相場なので
ここからは慎重に買ってみたいところよね。
(それでも18000円くらいまで戻ればまた売りかもしれませんが)

管制相場ではなくなってしまっているのですが、
ここからの安値を売り込むよりは、年金についてみようかな、と。

ということで日経平均CFDを17050と17125で買ってみた。
これは今のところ上手く行ってます。
ただ、ほんと値動きがジェットコースターです。
まだ底入れしたのかどうか、わかりませんので、
これもすぐ手じまうかも。

ドル円も117.70円で買ってみたのですが、こちらはなんだか
むにゃむにゃした値動きで利益になったり損になったり微妙。

今夜はこんなニュースがあったせいで欧州株が弱かった可能性も。

仏ルノー株が20%超える下げ、排ガス試験不正の疑いで捜査と労組
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O0XX006KLVRB01.html


この影響で下げたフランス株を見て欧州市場全般弱かっただけなら
その時間に一緒になって売られた日経先物を悲観することはないかも。
って希望的観測を持っているのですが、

その後

ルノーに仏当局調査、排ガス不正の「証拠見つからず」
http://jp.reuters.com/article/renault-search-idJPKCN0US1QT20160114


証拠がなかった、っていうニュースが出たところで欧州株が大きく戻したか、
というとそうでもなくて、結局弱い相場が続いており、
日経先物も弱いまま・・・・。

今夜の米株と原油価格に注目ですね。
米株がまた下げるようだと、明日も日経17000円割れ覚悟しないといけないかも。

オープン直後の今、米株が売り込まれる気配はないのですが・・・・。

このページがとっても便利よ。

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