2016年1月8日金曜日

大発会から4日続落ですって(( ;゚Д゚)))

日経平均年明けからの下落95年の記録にならんじゃいました。
サウジとイランの国交断絶とか北朝鮮の核実験とか、
地政学上のリスクも、警戒要因として輪をかけ嫌気された側面も
あるでしょうけれど、決まって10時過ぎから荒れるってパターンだった事を
考えると、一番の原因は中国株と人民元安でしょう。

なにも大発会初日から導入しなくてもいいものを4日から導入した
サーキットブレーカー制度。それから人民銀行による元安誘導も
8月のチャイナショックの再来を想起させます。

中国人民銀行(中央銀行)は今日7日木曜の元の対ドル中心レートを
0.5%引き下げました。これは昨年8月13日以来の大きさで、
8営業日連続の引き下げとなります。

きっかけは米国の利上げとされているのですが、
輸出産業テコ入れのためとかなんとか、、、、、真意は測りかねますが
おかげで元安が加速、特にオフショアの元安が止まらず、
オンショアとの乖離が過去最大になってしまっています。

人民銀行は加速する元安を止めるために元買い介入を行っている?
という話もあるのですが、ちょっと何が目的なのか私の頭では理解ができません。

今日は人民銀行がスタンダード・チャータードなど3行に対し
外為業務の一部停止を命じた、というニュースもありました。

このオンショアとオフショアの裁定取引を抑制する狙いがある、
とされていますが、要するに、鞘縮小の裁定でなくて拡大方向に
ポジションを取っているってことかしら。

オフショア市場の方が元安が大きく止まらないというのは
外資が中国本土から流出している、ということかと思いますが、
それを見て、そういう裁定取引をしているんでしょう。多分。

こうした措置だけじゃなくて、明日に期限を迎えるとされている
大株主の保有株売却規制に制限をかけたり、
さらに、夜中に出てきたニュースは、サーキットブレーカー制度を
明日8日に止めるってよ!?

4日  サーキットブレーカー導入 初日発動
7日 サーキットブレーカー発動 

大株主が市場で保有株を売却する場合、3カ月内に売却できる株式を発行済み株式の1%以内に制限。また、売却の15営業日前までに、計画を開示するよう義務付け

8日 上海・深セン証券取引所はサーキットブレーカー規制停止を発表。
http://jp.reuters.com/article/china-suspend-circuit-breaker-idJPKBN0UL1SW20160107

人民元安が市場揺らす 中国不安再燃、世界で株急落
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H7M_X00C16A1MM8000/

う~む。

相変わらず中国のやることはわからん。

しかし、こうしたなりふり構わぬ措置で、一度は相場は戻るでしょうか?
っていうのも、さすがに4日も下げた日経平均。
▼423.98円 17767.34円

ドル円相場も117.50円割れです。

はい、18000円ロングは17900円であっさりロスカット。
ドル円118円ロングはちょっと耐えたけど
117.50割れで撤退です。手痛い損切・・・・

初損切りです。

ポンド円ショートを継続しているのでなんとかなってますけど(-_-;)
豪ドル円などは中国絡みで過剰に売り込まれ
昨年8/24の安値に面合わせ。でも、その後長い下ひげとなりそうです。

綺麗にテクニカルリバウンド中。中国の株価下落措置に少し
ショートカバーが入っているのかしら。

ドル円も118円が割れたら112~3円という見方が多いのですが、
一度大きく戻るかも?って気がするのですが、
ただ、安心感からリスクオフのドル買いが収まって
ドル安が進むとなると以外にドル円は戻りが鈍いかも。

ということで、最も戻る可能性が高いのはドル安になるならユーロ、
だからユーロ高、ドル安でユーロ円。
それから中国絡みのリスク後退で豪ドル。

と考えてユーロ円を127.82円でロングしてみました。

ポンド円ショートは継続。
日経は様子見。
一度戻る相場とみて買い出動したのが1日早かった。。。と反省しております。

ユーロオージーなどを見ているとユーロはここから上昇、
豪ドルはやっぱりダメってムードです。

ランドは昨年急落した12/11の安値をさらに割り込む下落中。
新興国通貨はまだ下げ止まってはいないようです・・・・。

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