さて、週末は雇用統計の結果と暴落するドル円相場を見て
かなーり弱気になっていましたが、、、
今日日経平均、300円安があったのは理解できる動きでしたね。
寄り付き直後に319円安まで売り込まれましたが、
なんと引けてみたら▼62.20円 16580.03円です。あれ、底堅い?!
欧州時間に再度売りなおされるということもなく、
ドル円相場も週明け月曜早朝の106.30円が底値でじりじりと下値を切り上げています。
あ、レンジなんだな。
というのが、現在の私の結論。
じゃあ、レンジ高値まで(上値は切り下がるかもしれませんが)反発があるでしょ、
ということで、107.21円でドル円軽めにロング。
今夜のダウも高い。そりゃそうよね、利上げ=引き締め思惑が後退したんだから。
米株はしばらく安心感に包まれます。米株が強くて日本株だけが
下落トレンドが継続する、ってことも考えにくい。
昨今はその乖離が問題ではありますが(;^_^
別に利下げするっていうんじゃないし、早期利上げ思惑後退でしょ。
そんなに弱気になることもないか、ってことで「短期的にロング」です。
決してまだまだドルロング相場だとは言えませんが、
誰も期待していない中で来週もし、日銀が追加緩和でも発表したら
結構動きそうじゃない?「ドル高」じゃなくて「円安」の材料がでるかもしれない。
市場は、来週の14-15日のFOMCでは利上げはないと思っているし、
23日の英国のEU離脱を問う国民投票を控えて、日銀も動かないと思っている。
もし離脱となったら、えらいことで、日米ともに政策変更しにくい、
というのがコンセンサス。だからこそのサプライズがあったら?!
G7サミットが終了し、消費増税見送りという「財政面」からの材料は出ました。
ここで、「金融面」からのアシストがあって、両輪でアベノミクスの存在感を
示す可能性というのは、決してない話じゃないかもしれません。
英国がEU離脱となれば、日銀が追加緩和していようとしていまいとどちらにしても
世界の株式は下がるリスクがあります。そのあとに後追いで何か出すより、
離脱はないと先手を打って追加緩和をしておくというのも、アリじゃない?
23日を通過して安心したときに、改めてリスクオン相場が来るならば
追加緩和した日本のアセットに投資妙味大、、、
7/10参院選に向けて、与党優勢という機運を高めるには株価上昇を演出したい。
そこで、金融面から日銀が動くというシナリオがあるなら
今回の6/15~16日の日銀会合がベストでしょ。
あ、日銀は独立した機関ですので、政治日程などを考慮するという見方は
ナンセンスですが、しかし、アベノミクスは政府と日銀が協調して
インフレ目標を掲げて邁進してきたことは否定できません。
・・・・なーんて、妄想シナリオを描いていますが、
今夜25:30のイエレン議長の講演で台無しになるポジションかもしれませんので
106.50割れで撤退かな。107円割れではもう一度くらい拾ってみて、106.50割れで
やめる、ってイメージで。
このロングだって、110円115円を目指すという欲張りなものじゃありません(ホントは)
109円台くらいまでリバウンドあれば利食っちゃおう~というのが今の心境。
今夜余程、イエレンさんからドルブルアシストするようなコメントが
出ればセンチメントの変化もあるかもしれませんが。
まだ妄想レベルの打診買いということです。
まあ、テクニカル的には戻り売り優勢に見えますよね。
あ、今日発表された最新の英ICMによる世論調査。
EU離脱48%、EU残留43%と離脱派がリードでポンド売り再燃んですって。
ポンド、売りだったのね~・・・
そして今週は明日13:30のオーストラリア準備銀行
RBAの政策金利発表があります。
今回は利下げ予想はほとんどなし。
5月にサプライズで利下げをしたばかりですし。
ただ、米国利上げ思惑後退でドル安になっているので豪ドルドルで
豪ドル高になっちゃってますね。この足元の動きが続くかどうか、、、
豪ドル追加利下げに積極的な発言や豪ドル高けん制発言がでれば
豪ドル下落のリスクがありますので、足元の豪ドル上昇には
乗りたくないタイミングではあります。
今夜の豪ドル、めっちゃ強いけど・・・。
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