週明け6日㈪のイエレン議長講演は、今までの強気の姿勢から
一転、利上げの時期を明示できないなどハト派的なスタンスに...
雇用統計の数字があんまりだったので、何をおっしゃるのか注目でしたが
やはり、5/27の討論会で出た「今後数カ月のうちに利上げが適当である可能性」
というタカ派的なスタンスからおとなしくなっちゃいました。
つまり、2月のG20(上海合意があったとされる)から5月初旬まで
マーケットが想定していたおそらく9月頃~年内中に1回程度の利上げ
という見通しに戻ってしまった、という感じ。
まだ、7月の可能性は捨てきれませんけれどね。
今年前半だって、ずいぶん市場のセンチメントはコロコロ変わった印象です。
だから急にまた利上げ機運が高まることもあるかもしれません。
ただし、今じゃない。
その割には、イエレン講演受けてもマーケットは比較的冷静で、
執拗にドルを売り込む向きも少なく、週初の安値を割り込むことは
ありませんでしたね。
107.20円台と106.95円にスコンと下げたところで拾えたドル円
保有中です。長く持つのはリスクかと思いつつも、
今日は利食わずまだ保有中。
ドル円のチャートって、今きれいに下落トレンドのレジスタンス(抵抗線)と
一目均衡表の雲が機能しちゃってるわね。
ドル円日足
ピンクのレジスタンスライン、1/29マイナス金利導入のところは
ノイズとなって突き抜けて上昇するかに見えましたが雲に阻まれて再下落。
その後はきれいにレジスタンスラインが機能していたのですが、
そうです、つい先週ですね。消費増税見送りの観測が出て111円台まで
上昇したところでは、レジスタンス超えとなって、雲も上抜けるかに見えて
これが見事にだましになっての急反落でした。
そして、今、リバウンドの円安ドル高も、このレジスタンスラインと雲が
上値抵抗となってしまっています。
15分足を見ても、チョーーー見事にこのピンクのラインではじかれて
戻りが鈍っていますね、、、、
106.50を割り込んだら撤退。
来週のFOMC,そして日銀イベントを控えて、ここからどのような
思惑が広がるかに注目です。
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今日は豪ドルが強かった・・・
昨日強いけど、RBA控えてるから買いたくないよね、、、
って書いた気がするけど、買った向きが正解。
よくよく考えてみると、米国の利上げ思惑後退で
米ドル安ですから、他通貨高、って相関で素直に豪ドル買っても
いい時期だったのかもしれません。しかしスティーブンス総裁は怖いよね(;'∀')
5月にデフレ懸念を抑制するために
サプライズで利下げを実施し、下落が続いていた豪ドルですが、
7日火曜日の6月のRBA理事会では政策金利のオフィシャルキャッシュレートを
過去最低の1.75%で据え置くことを決定しました。
事前予想でも今回は据え置き予想が大勢でしたので
驚きはなかったのですが、発表直後、豪ドルは上昇しています。
スティーブンス総裁は声明で
「今回の会合での政策スタンスの維持が、経済の持続的成長とインフレが
いずれ目標水準を回復することと一致する」との判断を示しました。
ただし、オーストラリアのインフレ率は歴史的な低水準にあり、
必要なら利下げ余地があることを示しています。
だから、豪ドルは本格底入れ反転上昇、ってことじゃないと思うんだけど
ここ5営業日、かなり強い相場となっています。
ここからは追いかけて買えません。。。
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そして今日はポンドが荒ぶり過ぎで恐ろしい値動き。
ポンドドルは1.4473 → 1.4658 急騰!! → 1.4508 一転急反落。
ポン円は 155.92 → 157.93 旧臘 → 155.84 急反落~
というすさまじい値動きがわずか数分で!!
200pips程度を数分でやったわけです乱高下。
一部に誤発注とのうわさがあるようですが真偽不明。
その後ポンドドルは急騰の半値押し水準でもみ合い。
ポンド円入って来い水準でもみ合い。
手出し無用ですねぇ。。。。
誤発注?介入? 市場騒然のポンド急騰劇
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO03317930X00C16A6000000/
今夜は原油が直近高値更新よ。
WTIは60ドルを目指す値動きに見えます。強いです。
利上げ思惑が遠のいてドル安がコモディティを支えています。
これが豪ドルの強さの一因でもあるでしょう。
だとすると、リスクオン相場だとみていいんだけどねぇ。
なぜドル円は上値が重いのかしらねぇ・・・。
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