なーんか、嫌なムードになってきてますね。
6月第2週のNYクローズでマーケットを検証してみると、、、
①原油価格が大きく下落 49.07ドル(1.49ドル安 ▲2.95%)
②世論調査結果、英国EU離脱リスク高まりポンド売り加速
③上記理由のせい?欧州株軒並み安、ダウも190ドル安 17865ドル
④欧米株安受け日経先物16160円まで下落(金曜現物市場では16601円)
⑤債券市場に逃避か、ドイツ、英国10年利回り過去最低水準に低下
⑥リスク回避か金価格堅調、1275ドルまで上昇(+3.2ドル)
⑦VIX指数急上昇、17・5まで!
株安、債券高、金高、、、阻止てドル高です。ドル円以外で。
※これは通貨インデックス。ユーロとポンドの下落に対しドルが上昇。
つまり、欧州通貨が売られているわけね。
株価インデックス一覧を見ても明らか。
欧州株の下げ幅が大きい。
※株価インデックス一覧
つまり、EU離脱リスクを嫌気して欧州モノが売られているってわけよ。
それで、債券市場に資金が逃げているってことかな。
これは米国債価格。長いのから短いのまで価格上昇。
(債券価格が上がるので金利は低下します)
※米債価格
今週はFOMC,日銀、BOEと 米日英の金融政策にも注目なんだけど、
市場は来週木曜23日の英国の国民投票リスクに備え始めた模様。
これが、リスクシナリオとして動きだしたことで
日経平均も下げてきちゃった・・・・。
しかし、全般 欧州通貨売りであることと、有事のドルということで
ドル高になっているため、ドル円相場は意外と下げていません。
週末も神経質に揉みあいが続いたものの106円台を割らずに終えた。
ここが難しいところね。テーマが円高じゃないんです。
リスク回避ムードが強まると最終的には円高になっちゃうんだけど。
円高、ドル高って相場ですので、ドル円はトレード妙味が薄いかもしれません。
しかし、ブレグジットリスクをテーマにした相場って、
最後投票結果を見るまでどうなるかわからないので、
その結果を予想して今からポジションを取るのはギャンブルと同じよね。
だから、狙っている銘柄などのチャートをよく見てテクニカル分析を駆使、
どこまで下げたら買う!というような「準備をしておく」ことが肝要かと。
逆に、残留が決定して上昇する相場になるかもしれません。
その前の、リスク回避ムードが強まったところで、テクニカル的に、
妙味が出てきた銘柄を少し拾う、というようなトレードならアリかも。
とか何とか言いながら、
私は週末ユーロ円を120.82で売ってしまってるんだけど(^^;
今のところ、利益。ただ、今週はFOMCや日銀などのイベントも多く
ボラティリティが上がるでしょうから、あまり粘れないかもしれません。
先週末にかけてのリスク回避ムードが、今週ずっと続いて
23日英国国民投票前後、ひどい暴落が来るのかどうか、身構えつつ、
まずは今週の金融政策相場ですね。。。。
とにかく、センチメントは悪化傾向です。
買うにしても、十分下がってからでしょうね。
原油が再び下落加速となるようなら、更に警戒が必要です。
むしろ暴落が来るようなら売りが正解?!
週明けは株安が来ます。日経はまず16000円大台を守れるかどうか。
ドル円相場は106円をサポートできるかどうか。
106円がサポートできなければ、今年の安値105.55円がポイントとなります。
ちょっと今月後半はリスクに警戒。
但し、今週日銀が動けばサプライズですので、短期的には
かなり大きな戻りがあるやもしれません。
これも、皆が今、下向きに偏りすぎているということのリスクといえましょう。
ショートは日銀前には手じまいたいかな。
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