2016年8月17日水曜日

なんで今日16日火曜は日経平均が273.05円も安かった相場なのに
日銀のETF買がでなかったんでしょう。。。

日銀は8月4日と10日にETFを従来のおよそ倍額の707億円購入していますが、
どういうルールで購入しているんでしょうか。
単純に前場一定の下落幅を確認したら後場に出るとか、、
そういうことでもないってことか。
それとも今日はお盆休み?

日銀のアシストを期待して株やドル円をロングにしていた向きも
あったかと思いますけれど、今日は肩透かし。

その影響も多少あったんでしょうか。
ドル円相場は支えなく、東京時間に100円割れぎりぎりまで下落していましたが
結局欧州時間に100円割れを示現。99.53円まで円高ドル安が進行しました。

その後、NY時間にはいって21:30の米指標をきっかけに反発、
現在は100.52円まで巻き戻されています。

1円くらい軽く動いちゃう相場、波乗りが上手な方はこういう相場でも
上手く幅抜きできているのかな。。。私は見ているだけです。
ちょうど仕事しているときに100円割れ示現(大倉キャプテンとセミナー中)
その後食事しているときに猛烈に100円大台回復の上昇
動いている時にトレード環境にないと怖い相場だよね。。。

ドル円も100円割れならユーロドルは1.1202ドルまで上昇、
ステージを切り上げた感じがあります。
豪ドルドル、キウイドル、ポンドドルアドも上昇していることから
全般ドル安が来ていたわけですが、それも、NY時間の指標以降、一服中。


しかし、不可解なことばかりね。
日銀はどういうルールでETF購入しているのか。
なぜ、あんな指標でドルが巻き返したのか。

21:30指標

①7月米消費者物価指数(CPI)前月比横ばい(予想通り)
食品とエネルギーを除いたコア指数 前月比0.1%上昇(予想0.2%上昇を下回る)
→悪い結果

②7月米住宅着工件数 121万1000件(予想118万件上回る)
→ちょっと良かった

③7月米建設許可件数 115万2000件(予想116万件下回る)
→ちょっと悪かった

④7月米鉱工業生産 前月比+0.7%(予想+0.3%上回る)
 6月分+0.6%から+0.4%に下方修正。
→良かった…??前月分下方修正分より今回は良かったとみるべきか。

※7月設備稼働率 75.9%(予想75.6%をやや上回る)

一連の指標、それほど強いって印象でもないですけれどねぇ。。。
これで、100円割れから100円回復の反発とは・・・?!

あ、同時刻にダドリー米NY連銀総裁の発言が伝わったようです。

「利上げの時期にじわじわと近づいている」「9月の利上げはあり得る」
「状況を考慮すると米10年債利回りはかなり低い」

この発言がきかっけか。
しかし、9月利上げがあり得るとかいかに?!

今のリスクは「市場があまりに米利上げは遠い」と思い込んでいること。
明日発表のFOMC議事録次第では、かなりのドル巻き返しがあるかもしれません。

ドル円の日足チャートも、今回の100円割れが下ひげになるようであれば
トリプルボトムとなる可能性。
まだまだ、大きく上昇する力はないと思いますが、
これ以上の下攻めもリスキーな局面じゃないかという気がします。
ちょっと買ってみようかな…。

さすがに明日日本株下げて日銀が黙っているようならだめだけど、
明日日経が安ければ日銀のETF購入が出てくるでしょう?!
(大倉キャプテンは今日もそれを見込んでロングしてたんだけど。。。💦)

そうそう、今日の日本株の空売り比率、43.1%まで上昇してます。
過去最高は6/10の47.1%(メジャーSQの影響)
7/8 44.1%
8/3 43.7%

に次ぐところまで上昇しています。
踏み上げ相場も近い?!

それからチャート。

※ドル円日足チャート



テクニカル的にもまだまだ弱く(;'∀')移動平均下向き、MACDシグナルクロスできず再下落)
ひげくらいしか、買う根拠ないんだけど、、

でも、ユーロドルが今夜の上昇で、いったんは上値目標達成した可能性も。

※ユーロドル日足チャート



ピンクのラインはユーロドル相場が上昇トレンドにあった時のサポートライン。
ここがレジスタンスラインとなってしまう可能性も。
今夜このラインにぶつかって上昇が止まっています。

ユーロドル上昇が一服ということは、ドル円下落一服ということになるか、、、
ってとこに注目ね。イベントとしては明日のFOMC議事録です。
今夜のダドリーさん発言も9月利上げあり得るなんてちょっと突拍子もない
強気スタンスに驚きますが、議事録でタカ派的内容が確認できれば
ドルの巻き返しが大きくはいるかもしれません。

ということも考えて、0.7219キウイドルロングは 0.7262ドルで手仕舞い。


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今夜の全面ドル安ってだけでなく、ポンドには買い材料も。

7月英消費者物価指数(CPI)前月比▼0.1%(予想どおり)
前年同月比では+0.6%上昇(予想+0.5%上回る)

7月英小売物価指数(RPI)前月比+0.1%上昇(予想▼0.1%上回る)
前年同月比+1.9%(予想1.7%上回る)

7月生産者物価指数 +3.3%(予想1.0%上回る)

7月英卸売物価指数(PPI)コア指数
前年比+1.0%(予想+0.8%上回る)

比較的大きなポンド買いとなっています。
ポンド、Wボトムで巻き返しなるか?!

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