ドル円は102.38円まで上昇。
日経平均は16737.49円(+376.78)
市場関係者の間で、噂になっているようなのが杭州G20。
2月の上海G20ではドル高抑制(人民元切り下げ抑制)で
密約があった(上海合意)とされていますが、
(これが、円高の背景に横たわっていたとも)
杭州G20では、この密約の見直しがあるかも?という…。
例えばTwitter上では @NYstockinfo さんがさらりとツイートしていますね。
https://twitter.com/NYstockinfo?lang=ja
9/4〜5の中国G20首脳会議のポイントは、2月上海合意のドル高抑制政策がどう扱われるかが、焦点。合意破棄なら、ドル高加速も。
また、ある見方ではレームダックで何も決められないとされる
オバマ大統領がレガシー作りのためにTPP合意に向けて動くとの話も。
もちろんこれは日本国内での合意も必須。
これが通るような流れでのアシストが米国側から出ている、
(昨今のタカ派発言はこれ以上の円高で現政権が揺らぐのをサポート?!)
というような見方も出ているようで(;´∀`)
ああ、為替って結局政治なのね…。
と思ったりしちゃうわけですけれど、
いよいよ11月は米大統領選挙ということもあって
ここからは政治的な動きにも注目だってことでしょうね。、
ともかく、どんな背景があろうと、
ここから米金利上昇を織り込む形でドルが上がるとするならば
米株に注意が必要なわけですけれど、
(どんなに米金利が上昇しても米株が崩れたらリスクオフ)
(さらに言うと、上海合意の破棄などがあれば上海株が崩れて
リスクオフってシナリオだってないわけじゃない)
なんと、今夜のダウ平均は上がってるんですね。
現在のところ100ドル超上昇中。
利上げを織り込んでもなお下げないと
なると、米株は本物。景気がいいんだから買いよね、という
金融相場から脱却した動きと考えていいということか?
(業績からみると若干割高なんだけど・・・金融相場的側面が
強い値動きに見えるけど、今夜の米株が強いのは不思議ねぇ)
ジャクソンホール会合が「ゲームチェンジ」となるか。
なんといっても今週の雇用統計が肝要ね。
金利の先物市場によると、9月のFOMCで金利が引き上げられる
可能性は40%、12月の可能性は63%だそうです。
これをいい数字で乗り切れることができれば
米国はいよいよ2回目の利上げです。
となるとその後、年内もう一度の利上げがあるかどうかが
焦点となりますが、それを織り込むようなFED要人の発言アシストが
あれば更なるドル高進行となると思います。
株式市場の空売り比率は
先週8/26金は 44.8%で 過去3番目の高水準だったけど
本日8/29🈷は 36.2%まで一気に低下。
今日はかなりショートカバーが出たようです。
これがトレンドとなるか否かにも注目。
気になるのがゴールドがそれほど崩れないこと。
ゴールドがしっかり推移しているということは、ドル高を織り込む動きがない?
ってことなのかなぁ。。。この点が不可解。
ドル円ロングは継続。
ポンドドルロングは撤退。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。